第36回定期全国総会|魅力ある取りくみをさらに拡げ、前進へ

2024年3月9~10日、新スポ連 第36回定期全国総会が東京都内の会場(オンライン併用)で行われ、23都道府県と12の全国種目組織からの代議員、役員、傍聴者など約70人が参加しました。

今回のように対面式による総会を実施するのは6年ぶり。宇野健治理事長は「持続可能な大会や行事、運営や財政の検討と改善」 「コンプライアンスを徹底した組織運営」「地域連盟と種目組織との協力・共同の関係の見直し強化」を重点とする議案を提案しました。「コロナ禍からスポーツ活動が回復するなかで、魅力ある活動をより発展させるために、みんなが知恵を出し合い持続可能なあり方を考えよう」「今秋、九州・沖縄で開催予定の全国スポーツ祭典を一体感を持ったイベントにして盛り上げよう」と呼びかけました。

代議員からは各地・各種目の活動レポートがなされ、東京卓球協議会は登録数がコロナ禍前の5000人近くに戻った経験を報告。参加者の声で運営を改善し、「選手目線の大会が魅力になっている」と語りました。大阪府連盟からは、府内唯一の村で取り組まれている「地域復興どろんこバレー大会」を紹介。地域に密着したユニークな取り組みに大きな反響がありました。北海道連盟からは、札幌五輪招致にストップをかける運動として、「市民の声を聞かない誘致は認められない」「新スポ連会員からも声を上げよう」と呼びかけた取り組みが紹介されました。

今回、「魅力ある取りくみをさらに拡げ、前進へ」と呼びかけられた議案は採択の結果、賛成多数で可決され、新役員には宇野健治理事長(再)、置田康典理事長(再)、福島宏子理事長(再)(複数代表制)ら33名が選出されました。

第36期 役員一覧

2日目は、新スポ連で「楽しめるスポーツ」として普及に取り組もうとしているボッチャの体験会と、グループディスカッションが行われ、参加者同士で地域や種目を越えた交流を図りました。

第36回定期全国総会へのメッセージ 一覧

農民運動全国連合会、文化団体連絡会議、日本青年団協議会、子どもの権利・教育・文化 全国センター、日本自治体労働組合総連合、全国労働組合総連合、日本中国友好協会、日本のうたごえ全国協議会、、日本子どもを守る会、全国商工団体連合会、全日本教職員組合、日本民主青年同盟、全日本民主医療機関連合会、東京地方労働組合評議会、全国生活と健康を守る会連合会、全国保険医団体連合会、原水爆禁止日本協議会の17団体、個人10名からメッセージをいただきました。ありがとうございます。

全国保険医団体連合会からいただいた祝電
第35期(2024年)顕彰クラブ一覧

プラチナ(50年以上加盟)

小樽勤労者山岳会(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
会員は36名(2023.12月現在)、平均年齢は65歳前後。岩、沢、氷雪を志向する会員はほとんどゼロですが、四季を通じ山登りを楽しんでいます。市民向け登山教室を開催し、「安く、楽しく、安全に」をモットーにしています。

京都ランナーズ(京都府連盟)
新体連京都マラソンクラブとして12名で発足(のちに「京都ランナーズ」に改称)。健康維持増進と技術レベルの向上をめざして、走る仲間の親睦と交流を深めています。主な活動は、月2回の例会、京都嵐山ハーフマラソン(3月)、京都反核・反原発平和マラソン(9月)、京都マラソンの運営協力もしています。

北大阪スキークラブ(大阪府勤労者スキー協議会)
1969年「北大阪スキーサークル」を立ち上げ、翌年「北大阪スキークラブ」に改称し、大阪府勤労者スキー協議会へ加盟しました。「北大阪」の「北」は北区の「キタ」が由来。幾多の困難を乗り越え、老若男女、職種も年齢も様々なクラブ員がスキーを通じて交流を深め50周年事業を迎えるにあたり100名を越えるクラブ員を擁して活動しています。

ゴールド(30年以上加盟)

ハイキングネットワークこだま倶楽部(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
1990年札幌市民登山教室参加者と受講生を中心に26名で発足。会方針は四季を通して、沢登・岩登をしないピークハント。現在約半数が70歳以上、自ずとスローペース計画に。若い会員の協力で年間40回前後の山行を楽しく安全に行っています。

札幌山びこ山友会(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
第一回札幌登山教室参加者26名で設立。月1回の例会と機関紙発行。個人やグループで年7回の山行も300回以上。新入会員対象に入門山行、安全な登山を目指しミニ学習会、遭難対策講習会・訓練も実施。正しい登山知識を身に着け、人間的な繋がりを大切に?がモットー。

札幌中央勤労者山岳会(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
会員数約170名の大所帯。男女比率も半々、年齢も20代から70代までと幅広い。 不規則勤務者の山行も可能。様々な志向の会員が四季を通してそれぞれのスタイルで山行。初心者の新入会員へも丁寧に指導。山行のほか例会、夏山納め、忘年会、新人歓迎会など楽しい企画も盛沢山!

百松山岳会(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
結成のキッカケは中高年を対象。現在の活動は尾根歩き、沢、岩、冬は山スキー、スノーシュー、海外登山と多種。特徴は「ハイキングからヒマラヤまで」!

ハイキングクラブみどりの風(北海道勤労者山岳連盟)
① 少数精鋭登山家育成は目指さず②特定目的の会員の選別せず。③ハイキング・軽登山を基盤。楽しく安全な山行を行う④会と個々の会員との結付を最大限大切に山と自然に親しむ ⑤北海道道央地区労山に加盟。高度な登山・沢登・山スキー・遭難対策等の指導・援助を受けています。

GROUPE DE ROCHER(北海道道央地区勤労者山岳連盟)
北海道初のフリークライミング(スポーツクライミング)専門集団として結成。北海道内岩場の整備や清掃、ルート開拓。黎明期のスポーツクライミングコンペ開催に尽力。海外クライミング遠征も。会員数減少と高齢化からクライミング以外に登山全般を活動範囲が変化。バックカントリースキー活動に勤しんでいます。

ボーゲン北上(岩手県勤労者スキー協議会)
1993年11月に3名でクラブを発足。2023年12月には17名に増え、現在後期高齢者5名のクラブ。もともとは盛岡の銀だるまクラブが本家。健康維持を目的に年5回くらいの行事を開催、宿泊行事も毎年開催。

上尾シルフィードスキークラブ(埼玉県勤労者スキー協議会)
上級指導員2名をはじめ、指導スタッフが充実しているクラブ。さらなる技術の向上をめざし、かつスキーの楽しさを十分に味わおうという欲張りなクラブです。

鷺水会フライデー(東京・中野区水泳協議会)
毎週金曜日に水泳教室を開催。

スノーブリーズ(神奈川県スキー協議会)
創立当初のメンバーの詳細は不明。県中央部の地域クラブに属していたメンバーが身近な横浜地域でクラブを作りたいというのがきっかけ。現在はシーズン中に月1回程度のクラブ行事を中心に活動。下は10代から上は80代までの幅広い年齢層で活動するクラブ。

わた雪SC(静岡県スキー協議会)
1988年頃、静岡スキー協の二人が「県東部にもスキークラブを!」と夢を語りあったのが始まり。現在は行事への参加者総数は30名を超えます。高齢者対応の行事日程と活動後の打ち上げ飲み会は開催必須。

忍者スキークラブ(滋賀県勤労者スキー協議会)
結成時「スキークラブで琵琶湖を取り囲もう」のスローガンの下、滋賀県甲賀郡(現在の甲賀市・湖南市)を中心に、クラブ名も「甲賀忍者」から命名。最盛期には50名を超えることも。現在12名、内10名が60歳以上のクラブ。元気な間はスキーを楽しもうと可能な限り会員を増やしていきたいと活動しています。

ブラッファーズ滋賀県勤労者スキー協議会)
上手になるには一人より仲間で競い合い・アドバイスし合うことにより早く上達出来るはず。この考えに賛同する仲間を集いクラブを結成しました。 ウインターシーズンはスキー・スノーボード。グリーンシーズンは登山・ハイキング・サイクリング・ヨットBBQなどの活動を行っています。

キングダム (滋賀県野球協議会 )
モットーは「みんなで楽しく」。

新選組(滋賀県野球協議会)
2017年に滋賀県野球協議会の存続が危うくなったときに、残されたチームで「一人の人に頼る活動を改めみんなで滋賀の野球協を立て直そう」との反省から全チームが役割をもって出発。その中心になってきたのが古くからの加盟チーム、キングダムと新選組でした。

エコースキークラブ(大阪府勤労者スキー協議会)
19’88年旧国鉄職場のスキーグループを中心に結成。現在会員数は約30名。年齢は30代から70代まで幅広く大阪を中心に兵庫、奈良、徳島にも広範囲。活動ベースを白馬、志賀高原に。シーズンオフも月一回は行事を企画。イフワークとしてスキーをメインにアウトドアースポーツを楽しみませんか!!クラブニユース「やまびこ通信」(HPでも閲覧可)は年10回発行。

森の宮スキークラブ(大阪府勤労者スキー協議会)
職場の同好会の流れから3名で結成。現在、この4.5年会員拡大し、今シーズン10名でスキー合宿2回、オフ行事ハイキング1回を実施。特徴は、女性が多く、元気で明るくスキーを楽しんでスキー上達を目指すこと。スキー合宿運営では会員1人1人が持ち場を決め、宿、車の配車、リフト券購入、スキー指導、会計等を自主的に実施。

畷FC (大阪府サッカー協議会)
大阪府立四條畷高等学校サッカー部のOBメンバー(20~40代)が中心となり活動。新日本スポーツ連盟リーグ戦を主な活動とし、チーム内で定期的にフットサルも行っています。私たちは、「全員がフェアプレー精神を大切にし、真摯に全力でプレーする事」をモットーに。近年は主に2部リーグに在籍していますが、1部リーグへの昇格を目標に今後も活動を継続。

フットルース(大阪府サッカー協議会)
’86年FIFAW杯メキシコ大会に触発され同年9月に(株)乃村工藝社サッカー部フットルースとして創部。’90年春、新日本体育連盟(当時)大阪府連盟サッカー協議会に加盟。’93年に自主運営の社会人クラブ体制へ。’23年現在スポーツ安全保険加入済みの50歳以上の様々な業種のクラブ員主体で構成、円滑なクラブ運営を。「笑顔・挨拶・フェアプレイ」をモットーにこれからもチーム一丸となって邁進していきます。

スターズ(大阪府野球協議会)
親が大の野球好きで親戚や友人や仕事関係の人などをかき集め、会社設立と同時に野球チームまで立ち上げ。現在息子の私が2代目監督として継承。チーム名「スターズ」は7月7日に結成したからとか? 若い世代からシニア世代まで幅広い仲間で野球や飲み会を楽しんでいます。目標は結成77年まではなんとか続けようと頑張っています。

なにわヤンキース(大阪府野球協議会)
大学時代の友人で野球経験者が多かった理由から当時、日産グリーンカップと産経スポーツ杯で旗を上げたいと結成致。現在は20代~50代まで幅広い年齢層ですが”勝つ”野球をモットーとし全国大会4度目の優勝を目指し活動を続けています。

フラワーズ (大阪府野球協議会)
主に大阪府軟式野球連盟高石支部、新日本スポーツ連盟で活動。過去には全国制覇を成し遂げたが、長らく全国大会への道は遠ざかっている。勝ちにこだわり、もう一度全国大会出場を目指す!!