C1リーグ戦 開幕!! 千葉県サッカー協議会の新しい船出

2020年9月13日、千葉県サッカー協議会の20-21年シーズンが始まりました。その名も「千葉No.1リーグ」、略して「C1リーグ」。来年3月までの半年間で参加5チームがそれぞれ7試合を行い千葉のチャンピオンを決めるリーグ戦です。

会場は、プロ使用のコンディションの芝でサッカーが楽しめる「稲毛海浜公園・球技場」。一歩、会場に足を踏み入れると濃い緑色の天然芝が目に飛び込んできます。参加した選手も一応に「スゲェー! こりゃいいや!」と感嘆の声が上がりました。開幕戦には最高の舞台です。

大会開催にあたり、コロナ対策を含めたガイドラインの重要性の訴えがあった後、9時30分に第1試合「エムドリ」と「HELLCATS」の試合がキックオフ! 開始早々は様子見が続きますが、前半9分、エムドリのカウンター攻撃からのゴ~ル! 前半は、HELLCATSがボールを支配するもなかなか得点に結びつけることができませんでしたが、後半はHELLCATSの選手たちが相手ゴールを断続して襲う展開。そして終了直前に待望のゴールで同点に追いつき、そのまま試合終了。

HELLCATSのマネージャー「(同点で終わって)ま~、良しとしよう!」。一方、相手チームに得点を献上したゴールキーパーの選手は「(ボールの勢いは)練習では止められるぐらいだったのでめっちゃ悔しい!」と対照的な感想が寄せられました。

第2試合は社会人チーム「FCミラノ」とリーグ戦初参加のIT専門学校の学生チームの「東和FCマインズ」の対戦。11時10分キックオフ。開始早々はFCマインズが攻勢的に攻めていましたが前半18分、FCミラノがゴールネットを揺らし先制点を得る。

しかし、その4分後、ゴール近くでFCマインズがペナルティーキックのチャンスを得て、この機に同点。試合はこのままもつれるかという雰囲気でしたが、後半はFCミラノの怒涛の攻撃がさく裂。次々に放たれるシュートがゴールネットに吸い込まれ、終わってみれば5対1の大差でFCミラノの勝利。

FCミラノのピンクのユニフォームがピッチを駆け回る姿に「お父さん、頑張れ~」という子どもの応援と重なり、アットホーム感も垣間見えた試合でした。