福島・双葉町の子どもたちを招待~埼玉スキー祭典

今年で47回目を迎える埼玉県スキー協主催のスキー祭典は北志賀竜王スキーパークで、2012年2月3日夜から5日まで開催されました。参加者は62名で大型バス1台とワゴン車2台に分乗となりました。

今回の特徴は2つ。会員以外の一般参加者が5割以上と今までになく多かったこと。そして、「被災地の子供たちをスキーに」という全国スキー協の呼びかけに応えて、福島県双葉町から埼玉県加須市の元高校に集団避難している子供たち6名を招待したことです。

1月後半から続いた大寒波が過ぎ去り、ときどき晴れ間がのぞく好天の中で2日間楽しく滑ることができました。スキー教室では、「少人数で指導が丁寧」、「アドバイスが的確・明快」など参加者から大好評をいただきました。

双葉町の子どもたちは、スキーは初めてのグループのほか、少し滑れる子供たちは大人に交じっての班に入り、「みんなで滑ると楽しい」、「風を切って速く滑るとすごく気持ちがいい」と何回もリフトに乗ってスキーを楽しんでいました。参加者アンケートでも「すごく楽しい時間をありがとう。」「来年もまた参加したい」など多くのご意見を頂きました。

なお、帰りのバスの中で「東北・長野被災地支援ワン(1)コイン募金袋」を回したところ、一人で(3)コイン、(5)コイン入れるなど協力していただき募金袋はズッシリになりました。

また、クラブ加入のお願いを訴えたところ、バスが埼玉に帰着するまでの間に2名の方の加入申込みをいただきました。最後に、後日双葉町の井戸川町長から、町民に対する温かい支援に対し心より感謝しますというお礼の手紙が県スキー協あてに届いたことを報告します。