子どもの笑顔が復興の力に|被災地支援春休み子どもスキーin宮城

2012年3月25~26日、宮城蔵王えぼしスキー場で行なわれた全国勤労者スキー協議会主催「春休み子どもスキー」は、子ども83人、保護者17人、ボランティア・スタッフ56人、計156人が参加し、無事終了しました。この行事は、宮城の沿岸部の子どもたちを対象に無料でスキー場に招待するという取り組みです。

全国スキー協、日本勤労者山岳連盟宮城県連盟をはじめSAJ会員などがスキー・生活指導等にあたりました。また、リフト券の発行はえぼしスキー場、レンタルスキー用具は(株)クレブ、宿泊については宮城蔵王ロイヤルホテルからの全面的な協力がありました。また、FSGT(フランス労働者スポーツ・体操連盟)をはじめ、スキー関係組織内外からの多くの財政的ご支援がありました。

参加者は、女川、石巻、亘理の各地から貸切バスで10時半から11時すぎにスキー場に到着。スタッフ一同が拍手で出迎え、氏名を記入したウェアー(帽子・ゴーグル・手袋)、ブーツ、スキーの順にスタッフが付き添って一人一人合わせました。そして班毎に指導員が名前シールを貼ったゼッケンを配布し、班の構成員を確認。昼食後、子ども17斑、保護者5班が勢揃いして開会式が雪上で行なわれ、地元の大友津代実行委員長が「スキーを大いに楽しんでください」と挨拶しました。

参加した子どもからは「スキーをやったことがなかったので初めてできてうれしかったし、いい経験になりました」「おかげでスキーが好きになりました。2日間とっても楽しかったです」という感想がありました。