新潟・魚沼スキー場の持続可能な運営を求めて市長と懇談|市民のスキー場を考える会

2021年11月1日、魚沼スキークラブ(新日本スポーツ連盟・スキー協加盟)などのスキー愛好者・関係者が集まって活動している「市民のスキー場を考える会」は、新潟県魚沼市とスキー場事業者との貸付契約の1年目の現況や市の方針などを聞くために「市長と語らん会」を要請し、懇談しました。

魚沼市内の旧市営スキー場(5施設)は、市が財政難を理由に2013年に民営化。その後、各スキー場の経営負担が増し、閉鎖されることを懸念したスキーヤー有志が「市民のスキー場を考える会」を設立しました。2020年には、魚沼市スキー場の持続可能な運営を訴える署名運動が取り組まれました。

内田市長は、「雪国の子どもたちの教育の場だけでなく、社会体育、健康増進、人口減少対策、観光、経済効果、雇用など、さまざまな観点からスキー場の存在を高く評価している。経営を持続していくためにはサポートは必要だと考えているが、スキー場事業者にも、より効果的な事業計画と企業努力を求めている」とコメント。「アイディア次第で 今よりさらに魅力のあるスキー場来場者を増やし、スキー場だけでなく魚沼市を元気にするために、少しずつやって行こう」と力強い意気込みを語りました。

2021年4月には魚沼市議会が、持続可能なスキー場運営のために内田市長に提言書を提出しました。議会においてもスキー場の価値と必要性が認められました。スキー場を支援しようという内田市長を応援すると同時に、スキーヤーにできることをやって、スキー場とスキー文化を盛り上げていくことが求められています。(「市民のスキー場を考える会 お知らせ」より)

▼市民のスキー場を考える会
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