韓国・フランス代表も参加~反核平和マラソン交流集会

 2010年8月5日、広島県立総合体育館にて「被爆65年東京~広島~長崎1500km反核・平和マラソン交流集会」が開催されました。各地から50人を超える参加者が集まり、7月27日東京から広島まで走ってきた平和ランナーを激励。海外からは、フランスから5名・韓国から4名が参加しました。
 韓国市民連帯代表のキム・サンボムさんは「来年、韓国でも反核平和マラソンをやりたいと考えている。北朝鮮との国境・板門店から釜山へとつなぐマラソンをするにはどのように運営したらよいか、また、マラソンを通じて平和の大切さを次世代にどのように伝えていけるかを、この滞在のあいだに学びたい」とあいさつしました。

 また、東京から通しランナーとして走っている韓国9条の会キム・ドクジンは、
「このイベントは、65年前の被爆をたくさんの人に伝えられたらと思います。また、すべての人たちが、平和に生きていけるように祈ります。戦争のない世界を!」と日本語でアピールしました。

 FSGT(フランス労働者スポーツ・体操連盟)代表団・団長のアラン・ジュノームさんは、「今回は、韓国の代表団とも交流できてとてもうれしい。『いつかは反核平和マラソンをパリから!』という夢を見てもいいかもしれない」と語りました。

 この会議では、全国各地の行なわれている反核平和マラソンの取り組みが報告され、「平和を願う」のではなく「平和を祝う」日が来るまで、この運動を続けていこうという決意が示されました。
↓被爆65年東京~広島~長崎反核平和マラソンのホームページ
http://heiwa-marathon.main.jp/