市民目線に立った行政を|千葉市スポーツ推進課と懇談

2023年1月30日、新スポ連千葉県連盟は、千葉市市民局生活文化スポーツ部スポーツ振興課と懇談会を、約1時間かけて行いました。スポーツ振興課からは4名。 新スポ連からは3名が出席。昨年暮れに千葉市長宛て提出しました「スポーツ施設改善等の要請について」に基づき一問一答形式で回答を確認しました。

その中で、今年4月中旬に供用開始となる千葉公園総合体育館については、利用料金や駐車場について関心が高いこともあり詳しい説明と共に資料を頂きました。回答によると、 当該施設は主に市民が利用する施設であることを念頭において建てられたものであることから、利用料金は、一部料金体系が旧施設と比べ変更したものがあるものの、 既存の市内公園施設等の水準に合わせた設定であること。ただ駐車場については、 スポーツ振興課としては無料化を上局に進言したものの、受益者負担の観点から有料化せざるを得なかったとの説明にはスポーツ振興課の努力を垣間見た思いがしました。

なお、同体育館付帯の駐車場は、 供用当初は隣接するティップスタードーム駐車場を開放、8月1日にメイン駐車場が供用開始となるが、 できるだけ公共交通機関 (モノレールなど) を利用して来場頂きたいとの切なる回答が寄せられました。

一方、他の類似施設と比べると高額な冷房料金について減額要求の声が高い千葉ポートアリーナについては、同施設はイベント (興行) を目的としていることから料金体系が他の市の施設とは別格の設定となっているので減額要求は難しいとの回答には、自治体は住民の為にスポーツ施設を用意しなければならないというスポーツ基本法の趣旨とは相いれない感を強くしました。

また、要請のポイントの一つでもあるスポーツ予算の過去5年間の推移を明示して頂きたいとの要請には、予算編成中であることから今後出る「予算編成過程の公開」 を確認ください、との回答と併せ、過去5年分の生活文化スポーツ部の予算概要を頂きました。

その中でも千葉公園体育館整備事業に多くの税金が費やされていることが確認されました。改善要求詳細については千葉県連盟ホームぺージに掲載しますが、私たちが提出した改善要請内容は、 その多くが公園管理課に属するものであるにもかかわらず真摯に対応頂いたスポーツ振興課関係者の方々には感謝を表するともに、 今後共市民スポーツ施設充実の為、市民目線に立った行政を望みたいものです。懇談会の最後に2025年11月に予定している全国種目別選手権テニス大会会場 (フクダヒルズコート)の優先利用を申し入れ前向きに検討してもらえることを確認しました。

▼新スポ連 千葉県連盟

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