多くの人に救急救命講習を|富山県連盟

2022年5月22日、富山県連盟は富山県総合福祉会館『サンシップとやま』で救急救命講習会を開きました。内容はAED(自動動体外式除細動器)の使用法、三角巾の使い方、熱中症対策についての講義と実技指導でした。参加者は4名と、当初予定していた10名とはなりませんでしたが、その分、一人一人が十分な時間を取って実技を学ぶことができました。

AEDは、学校や公民館等の公共施設や多くの人が利用するような商業施設でも設置されていて、ほとんどの人が目にしたことはあると思いますが、どんな時に使うのか正しい知識は持っていないのではないでしょうか。心臓マッサージ(心肺蘇生)とAEDの関係は…?

心臓マッサージは外部からの力で強制的に心臓ポンプを動かし、一刻も早く脳に酸素を送り届けるための手段です。心臓が止まっていれば即刻実施しなければなりません。AEDによる電気ショックをした後も、しっかりと正しい方法で心臓マッサージを救急車が来るまで続けなければならないのです。

少しでも現場で協力者を多く集めるためには、社会全体で、心得のある人の絶対数を確保しておかなければなりません。そのためにも多くの人に救急救命講習を受けてほしいと思います。

▼新日本スポーツ連盟富山県連盟
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