米騒動の舞台・魚津しんきろうロードを歩く|富山ウォーキングクラブ

2021年3月12日、富山ウォーキングクラブは、米騒動の舞台、しんきろうロードを歩きました。参加5名。「ありそドーム」の前を通り海に出ると、波は静かで新湊大橋から能登半島が遠くに見えます。白い波を立て漁船が通り、波打ち際にはオシドリのような鳥が小川の河口に群がっていました。

漁港と三角屋根とドームの魚津埋没林博物館を廻り、ユネスコの無形文化財に登録されている「たてもん祭り」の諏訪神社に参り、コロナ退散と1年の安全を祈念しました。

大町海岸に臨む場所に「米騒動発祥の地」(諸説あり)の石柱が建っています。1918 年(大正7)7月、米価高騰に苦しむ漁師のおかみさんたちが沖合の船への米俵を積み込む作業の中止を要求した「米騒動」。大正デモクラシーのきっかけとなったところで米騒動の舞台となった旧北陸街道に面した旧十二銀行(北陸銀行の前身)の倉庫がほぼ当時のままに残っており、大町公園には米俵のモニュメントがありました。

早春の海と海のミステリアスを感じ、歴史に想いを馳せ、海の恵みを味わえたウオーキングでした。

▼新日本スポーツ連盟富山県連盟
http://sportstoyama.namaste.jp/