「戦争とは、平和とは」身近な問題として深く考えた|富山反核平和マラソン
2022年6月11日、富山で反核平和マラソンが行われ、参加したランナーは核兵器廃絶を訴えながら走りました。スタート地点を小矢部市のクロスランド小矢部に変更し、従来の行程(砺波市役所から石川県の九折(つづら)集落までの21.8km)よりも短いコース(6.5km)で行いました。ランナーは8人、先導係、給水係などのサポーターが4名でした。
ランナーはウクライナの国旗をデザインした、ひまわりの花の黄色と青空の青色の2色刷りゼッケンと反核・平和を訴えるゼッケンを背中と胸に付けて、沿道の歩行者や走行中のドライバーに手を振ってアッピールしました。今回は都合で拡声器でのアナウンスを省いたので、静かなデモンストレーションとなってアピールの面では少し残念な気もしました。
プーチン政権のロシアのウクライナ軍事侵攻が2月24日に始まって3ヶ月余りが過ぎ、戦場となったウクライナの都市や村々での破壊と殺戮の状況が新聞やテレビ等で世界中に報道され、戦争の実態・現実を映像で目の当たりにして、「戦争とは、平和とは」について他人事ではなく、身近な問題として深く考えなければなりませんでした。
相互理解のための対話と交流を政治家まかせにしないで人間と人間が誠意をもって積み重ねていくしか方法がないのではないでしょうか。そんな思いの中での反核平和マラソン。参加者は、微力でも諦めずに行動を起こして思いを訴えていくことの大切さと意義を感じながら、6.5kmの短いコースでしたが走りました。
▼新日本スポーツ連盟富山県連盟
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