各種目で見ごたえのある熱戦相次ぐ|千葉テニス協議会

2022年2月11日から第40回春季テニス大会が始まりました。男子ダブルス決勝は、どちらも準決勝で厳しい試合を勝ち抜いてきた2ペアの対戦となりましたが、志村・大島ペアが優勝しました。敗れた石井・谷口ペアは「準決勝でもう少し楽な試合をしないと決勝は厳しい」と反省していました。

女子シングルス決勝は、右利きと左利きの対決となり、試合巧者の中野さんが6-2で勝利。見応えのある試合でした。

男子シングルスの決勝は、ダブルスで準優勝した石井選手と小町選手の対戦。石井選手の鋭いショットを小町選手が上手にスピンロブ・スライスロブで切り抜ける展開でしたが、中盤から石井選手もスピンロブ・スライスロブで応戦。なんと1ポイントを取るのに10分以上かかるラリーが続き、観客からはどよめきが起きていました。小町選手が序盤からリードして6-3で優勝です。小町選手のお父さんに話を聞いたところ、ジュニアの時からこのプレイスタイルが多かったそうです。ドロップショットを打たれても足が速く、しかも読みの早さが印象的でした。

今年から50歳以上男子シングルスも開催しましたが、試合巧者の秋山選手が6-4で優勝しました。運営委員の伊東さんも4位トーナメント優勝で疲れながらも喜んでいました。

女子ダブルスは2日にわたって開催しました。エントリーが56ペアと多かったのですが2日開催だったので思い切って試合方法を8ゲーム先取ノーアドとしました。1~7位トーナメント、コンソレーションも行いました。密を避けるため、午前・午後と集合時間をずらしての開催です。決勝は石﨑・平野ペアと岡本・固本ペアの対戦で、石﨑・平野ペアが8-3で優勝しました。

3月19日は春季大会最後の種目混合ダブルスです。決勝は千葉県会員の戸川・戸井口ペアと埼玉県会員の佐藤・佐藤ペアです。どちらも譲らず決勝戦に相応しい素晴らしい試合でしたが最後のサーブがダブルフォルトになり6-5で、戸川・戸井口ペアが逃げ切りました。