仙台市・秋保温泉で全国ランニングセンター総会を開催
2014年6月21日、宮城県仙台市・秋保(あきう)温泉にて「全国ランニングセンター総会」が開催されました。これには各地から、スポーツ連盟のランニング関係者約30名が参加。「指導員養成をどのようにすすめていくか」「ランニングハンドブックを改編したらどうか」「全国スポーツ祭典での東北復興支援の取り組みをどうするか」などの課題に対して熱い議論がなされました。
全国ランニングセンターが年1回発行している機関誌「ランニングハンドブック」については、今までとは違うダイアリー形式にしてみては…という提案があり、さまざまな意見が続出。すべてのランナーが好むようなダイアリーを作成するのは難しいが、新しい試みにチャレンジしてみようということになりました。
翌日は、東日本大震災で津波の被害に遭った名取市・閖上を視察。この地区にあったサイクルスポーツセンターで、スポーツ連盟宮城県連盟は、新春マラソンを開催していました。しかし現在、この会場は復旧のめどが立たず、代替の場所もなく、新春マラソンが開催できない状態が続いています。
かつての住宅地が原っぱとなったままになっている閖上地区を見て、震災の復興について改めて考えさせられる視察となりました。この総会のなかでは復興カンパが集められ、新春マラソンの復活を願う思いが宮城県連盟に届けられました。
▼総会に参加した方々