150名が雨の中、飛鳥を歩く!~全国交流ウォーキング

 2010年5月23日、あいにくの雨の中を、全国各地から奈良飛鳥駅に朝9時頃から、色とりどりのリュックを背負って、人々が集まってきました。
 関東からはバスで到着し、関西近県は電車で駅に集合です。先に送ってある班分け一覧に基づいて、国営飛鳥歴史公園に10時に集合し、Aコース、Bコース分かれて歩きだしました。雨合羽を身に包み、傘をさして、高松塚古墳、朝風峠を越えて歩きます。峠越えは少しきつく、”こんな坂 どんな名坂”と言いながらのウォーキングとなりました。
 峠越えをすると飛鳥川に「男綱」がぶら下がり、そこを越えて「飛石」を渡り、ビニールに囲まれたイチゴ栽培を通り、「マラ石」を見ました。誰かが「若い人だけ触りや。他はもう関係ないで」の声が飛んでいました。少し歩くと「石舞台」です。ここで昼食休憩をして、石舞台見学を団体割引にして、おりしも修学旅行の生徒150人余りが、一緒に入り大きな石舞台の中を見て廻りました。
 雨の中を今度は「橘寺」に向かい、ここは聖徳太子誕生の地で、見学する班もありますが、Bコース1班は正面玄関で手を合わせて、お金が入りますようにと念じていました。
 「川原寺跡」を見て、「亀石」へと向かい、「鬼の俎(まないた)」「鬼の雪隠」これは石棺の露出したものとも言われて途中、清酒造りの利き酒ができるとあって、裏庭に入り、利き酒を30人でして、少しいい気分で歩きだし「吉備ひめ王基」と四体の猿石を見て、一路飛鳥駅に到着しました。万歩計は、26,000歩となっていました。Bコース1班は、3時に飛鳥駅に全員無事に到着して、解散しました。(「スポーツおおさか」6月号より)
大阪府連盟 http://www.osaka-sports.net/furen/