秋田駒ヶ岳の花々を楽しむ|第29回全国スポーツ祭典登山祭典
2012年7月8日、秋田駒ヶ岳にて「第29回全国スポーツ祭典登山祭典」が開催されました。これは、日本勤労者山岳連盟(労山)奥羽ブロック・東北ブロック主管による行事で、岩手労山から3名、秋田県勤労者スキー協議会から3名、東京からのバスツアー(労山・女性委員会の企画)で26名に労山全国連盟理事長の斉藤義孝さんが加わり、総勢33名が参加しました。
午前9時に、秋田駒ヶ岳の玄関口となる「アルパこまくさ(田沢湖高原温泉郷)」駐車場に集合。開会式でメンバーやルートの確認をして出発。8合目までバスに乗って行き、岩手労山の平井さんをトップ、金子さんをラストにして登山口に入り、「あみだ池」を経由して「男岳(1623m)」に登りました。
7ちょうど高山植物の花々が咲き誇る時期で、コマクサ、ミヤマキンバイ、ミヤマウスユキソウ、ミヤマダイコンソウなどの花を観賞しながらの登山。通称「ムーミン谷」と呼ばれる高山植物帯には、チングルマが一面に咲いていて、まるで絵本に出てくる「お花畑」のような空間でした。
40年前の噴火で流出した溶岩流の跡を見える「大焼砂」を登って、横岳(1583m)焼森(1551m)を経て、14時30分、全員無事に下山しました。参加者からは「秋田駒ヶ岳は行きたかったが、個人ではなかなか来られないので今回のバスツアーはうれしかった」「天気が心配だったが、晴れて良かった」「真っ白なコマクサに出会えて感動した」「ムーミン谷の道が素晴らしかった」などの声が聞けました。
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高山植物の花々