岩手・三陸の被災地訪問ウォーク|心の復興は道半ば

2023年9月27日、新スポ連 盛岡ウォーキングクラブは「岩手・三陸の被災地訪問ウォーク」を行い、23名で陸前高田市を訪れました。今回は2回目で、前回は震災の爪痕が残りベルトコンベアが土砂を運搬している最中でした。道の駅も津波伝承館もプレハブの建物でしたが、12年半経過した現在は両方とも立派な建物になっていました。

高い堤防も完成し、 陸からは海が見えません。かさ上げされた土地にはいくつかの商業施設が立っているものの、 なんだか寂しい状況でした。午前中は語り部の佐々木さんの説明で、5ヶ所の震災遺構施設を巡り、 陸前高田市慰霊碑に献花し、全員で拝礼してきました。

午後は市役所会議室で市職員との懇談を行いました。「物理的な復興はできたのですが、心の復興は道半ばで、これからはこの点に力を注いでいきたい」と話していました。