バーチャルツアー「世界一美しい散歩道」ミルフォード・トラック|神奈川県連盟

2021年10月30日、神奈川県連盟の種目交流企画「バーチャルツアー『世界一美しい散歩道』ミルフォード・トラック」が開催されました。午前10時、4か国6都県77名の参加者を乗せた飛行機は定刻通り成田空港をクイーンズタウンに向けて出発。ニュージーランドで最も人気のあるトレッキングコース(全長54Km)を2時間で踏破しました。

NZの美しい自然や貴重な動植物は自然保護局(DOC)により「未来の人々のためにより良い状態で残す」ことを目的に管理されています。この国の環境保護に対する意識は非常に高く、私たちもぜひとも学びたい姿勢です。

■参加者の感想
今回、私たちと一緒に歩いてくれた品川昌子さんはNZ在住のベテランガイド(残念ながら今は別の仕事をされている)。ミルフォード・トラックは1日の入山に制限(ガイド4名、ツアー50名、個人40名)があり、宿泊ロッジや歩くコースも一方通行と決められています。朝、最初のガイド1名が出発した後に、トラッカーは今日の宿泊のロッジに向け次々と歩き出す。NZには蛇や獰猛な動物はいないので、途中トイレ休憩やサイドウォークに立ち寄りながら心ゆくまで絶景を楽しむことができます。今やNZのこの大自然を自宅のお茶の間でモニター越しに疑似体験できるZoomは、まるでドラえもんの「どこでもドア」とも言えるだろう!

ツアー前のブリーフィングに参加する時点ですっかり当事者になりきってウォーキングを楽しみました。 思わず「寝袋内用にシルク持参」とメモする自分に苦笑してしまいました。自宅近くに野鳥観察ができる公園があるので、鳥は日々見ているはずのわたし。映像で紹介された飛べない鳥「タカへ」、人懐っこい「サウスアイランド・ブッシュ・ロビン」、オウムの「キーア」などに魅せられました。今は聞いたこともない名前の鳥たちに会いたい気持ちで一杯です。ウォーカーが雨の中をザブザブ歩く姿に思わず「ウォー」って言ってしまいました。それにしてもこんなご時世にガイドさん付きで海外旅行ができるなんて21世紀に生きていてよかったなぁ。