全国交流ウォーク 松島に182名が集まる!

2018年10月6~7日、「第32回全国スポーツ祭典全国交流ウォークin松島」が182名の参加で開催されました。

直前は台風25号のコースが気になる毎日で、福岡から3名の方が残念ながら参加できませんでしたが、他は影響もなくホッとしました。

前夜祭は、地元「松島五大堂太鼓」の腹の底まで響く太鼓で盛大に開幕。クラブ交流会では、各クラブから送られた写真をスクリーンに映しながらのクラブ活動の紹介に参加者の目はスクリーンに釘付けに。

7日の朝は班毎にホテルをスタート。福浦島への通称「出会い橋」を渡り、島内のひろばで集合写真をパチリ。その後、6班に分かれてのウォーキング開始。福浦島は、中心から少し離れているため観光客の入島も少なく自然を満喫しました。

その後は、五大堂、瑞巌寺境内を通り雄島へ。この先の双観山で折り返しですが、往復約4kmの道のり。暑さもあり、歩きたくないという人もいたため、双観山をスルーしてバスや車で「西行戻しの松」まで移動。

ゴール後、参加者の多くが被災地の旧大川小学校へ。実際にその場所に立ち、地形を見て、なぜ避難ができなかったのか疑問が残ったのではないでしょうか?

〈参加者の感想〉

北上川の近さ、川幅の広さに驚き

帰宅後、歩数計を見ると23249歩。よくぞ歩きました。 福浦島では、台風の吹き返しに飛ばされてきた帽子を杖ではっしと押さえた人がいて、さすがベテランウォーカーと感心。旧大川小学校では、北上川の近さ、川幅の広さに驚き。津波で無残に壊された校舎に、ガイドの声を吹き消す風。犠牲になった子どもたちが何かを訴えているように感じさせる風でした。

参加できなかったAさんとの会話
Aさん「前夜祭は?」。私「クラブ紹介では皆さん趣向をこらして、うちのクラブも多摩川シリーズをメインに発表したのよ」。Aさん「翌日のウォーキングは?」。私「班長さんやスタッフの方が体調を気遣いながら、冗談も交えて道案内してくれて、ゴールまであっという間!」。Aさん「主催者は大変ね」。私「お陰で私達は楽しく歩けて感謝!来年は共に歩きましょう」。

芭蕉が見たかもしれない海の輝き
 バッジを服に付け前夜祭へ。どんどこどんどこ、太鼓の演奏がお腹に響きます! 軽妙な司会、挨拶、久寿玉割り、どれも歓迎の気持ちが。関西のクラブ紹介に大笑い。〆はあしがる会総出の歌と踊りで素晴らしい! 翌日はバッジを帽子に付けて松島を歩き、雄島に行くと観光客はぐっとまばらに。静かな砂浜、光り輝く海、多くの島々、これが昔芭蕉が見た松島なのかもしれません。あしがる会の底力、さすが東北人! リュックに思い出のバッジを付けました。

「こんな高さまで波が?」と驚きの声が
6日は早めに松島に向かい松島散策。「松島さかな市場」では焼きがきを食べました。前夜祭では、各県クラブの紹介等、楽しい交流を深めました。7日の松島巡りは5時間のコースを歩きました。コース中、東日本大震災の津波の高さを示す表示もあり「こんな高さまで波が来たのか?」と驚きの声がありました。