啄木のふるさとを歩く|盛岡ウォーキングクラブ

2013年4月25日、新スポ連・盛岡ウォーキングクラブは4月の例会「啄木のふるさとを歩く」を渋民駅を発着点に行い25人が参加して8キロを元気に歩きました。

啄木が「生命の森」と名づけ、幼少期にはキノコ狩りをしたり、神社で神楽を見たといわれる愛宕山では雪の残る岩手山のすばらしい眺望に感動し、ふるさとを詠んだ歌碑や寺堤山道入口の「新しき明日の来るを・・」の歌碑にも触れることができました。

啄木が1歳の時から住んだ宝徳寺では少年一(はじめ)が使った部屋も見学、啄木が水遊びをしたという寺堤、啄木生誕百年を記念して昭和61年に建設された石川啄木記念館では、啄木直筆の書簡や、生前の啄木が愛用した品々なども見ることができました。

そして、啄木の歌30首がはめ込まれている「啄木ふるさとの道」を通り、全国に先駆けて啄木の第一号歌碑(写真)が建立された渋民公園(北上川湖畔)で休憩をとり、啄木や歴史に詳しい牛山靖夫さんから説明をして戴きました。

近くの鶴飼橋は啄木が故郷を後にして北海道に向う時に渡った橋で「やはらかに柳あをめる・・」の歌を詠んだところ、川沿いの柳の新芽が緑に美しく輝いて見えました。

4月は啄木没後101年、全国で啄木の魅力に魅かれたさまざまな催しが行われています。私たちも啄木の足あとをたどりながら全員が元気に歩き、思い出ぶかい例会になりました。