赤羽体育館の早期着工・開設を|東京・北区連盟対区交渉

2013年11月14日、新日本スポーツ連盟北区連盟は、北区のスポーツ振興課及びスポーツ施策推進課の課長を含む職員9名と区民のスポーツ要望を求める対区交渉を行いました。

北区のスポーツ推進計画にスポーツ基本法の精神、理念を取り入れたものを求めたことや、平成27年7月頃開設予定の赤羽体育館の入札状況の確認、早期着工を求めるなど6つの基本要求項目と体育館、野球場、プールなどについての施設改善要求を区側に求めました。

そのなかでは、11施設から8施設に減少した地区体育館を以前の数に戻すことを要求したり、総合型地域スポーツクラブ「北区版」の支援策について質問をしたり、北区連盟への財政的な援助を要請するなど、スポーツ愛好者のさまざまな要望を訴えました。

また、オリンピック開催で区民スポーツの場が奪われることがないよう求めたところ、区側も東京都に要望の声をあげるとの回答が得られました。

「2014年度北区予算スポーツ行政に関する新日本スポーツ連盟の要望書」 より一部抜粋

国や地方公共団体が、「スポーツ基本法」の精神や基本理念を積極的に施策に取り入れ、今後の区民スポーツに発展させていく事が現在望まれていますが、「スポーツ基本法」の条文には「国や地方公共既体の責務、スポーツ団体の努力、多様なスポーツ団体との連帯と協働などがうたわれ、更にスポーツ団体に必要な補助金が出せる」とありますが、北区のスポーツ推進計画には、具体的にどのように推進してくのかが明記されていません。「計画財源・スポーツ愛好者の権利・北区の責務・自治体の努力・スポーツ団体との協働・団体への補助金制度」等について、区民やスポーツ団体・スポーツクラブ・スポーツ愛好者に基本理念を広く伝えるべく具体的に「スポーツ推進計画」を示してください。

仮称「赤羽体育館」は、平成27年7月頃に開設予定で計画しているはずですが、現在もまだ着工する気配がありません。東京都との協議も済み予算が付いたのに、まだ入札が決まらず建設が遅れています。もはや北区の屋内スポーツ施設状態は待ったなしの状況だと考えられますが、遅れている現状に対しての考えを明らかにして下さい。区民の要望を先送りにせず、早期着工と早期開設を要望いたします。区民の要望を取り入れた素晴らしい施設が一日でも早く完成することを願っています。