半年遅れの「第4回東京ビビチッタ」

第4回東京ビビチッタが2020年10月17日、荒川河川敷の月例赤羽マラソンのコースで行われました。例年、桜や芝桜がきれいに咲き誇る3月から5月にかけて行われていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止に。約半年遅れての開催となりました。

当日は朝から冷たい雨の降り続く生憎の天候…。それでも小学生から70代まで幅広い層のランナーが1㎞、3㎞、12㎞の3コースを元気よく走り抜けました。

月例マラソンの参加者、スポーツ連盟加盟クラブのみなさん、そして常連の親子で参加してくれているランナーなど20人がこの大会の趣旨に賛同して参加しました。

大会の後半は雨脚が強くなりましたが、70代の男性も12㎞を見事に完走。これから自宅まで約8㎞を走って帰られるとのこと。そのパワーにこちらも元気をもらいました。
 走る時以外はみなさんマスクをしてくださるなど、参加者の感染予防対策の意識も高く、安全に大会を開催することができました。

※VIVICITTA'(ビビチッタ)とは、イタリアスポーツ連盟(UISP)が主催する「世界同時マラソン」。世界150都市で開催され、毎年7万人のランナーが参加しています。平和を愛し、健康を願い、環境保全を志す人は誰でも参加できる大会で、参加費から一人1ユーロ(約130円)が世界中で恵まれない子どもたちの支援に使われます。新日本スポーツ連盟では今年は、横浜、大津、大阪は中止となりました。