負けられない戦いがここにある!|2021年度千葉県野球協議会リーグ戦開幕!
3月14日(日)尼が台公園野球場(茂原市)で2021年度千葉県野球協議会主催のリーグ戦が幕を開けました。前日は終日春の嵐を思わせる悪天候だったことから、開催が危ぶまれましたが、当日は桜も咲きだしそうなポカポカ天気に恵まれ今年のシーズンが始まりました。
第1試合は、昨年度リーグ戦2位、決勝トーナメント戦優勝の「ポッキーズ」対今年1部昇格となった「JUMP」の対戦。4-3で「JUMP」リードの最終回、「ポッキーズ」の攻撃は先頭打者がライト前ヒットの後、2盗、3盗を決め、次打者が三振に倒れるも続く打者が初球スクイズを決め4対4の同点となり、引き分けに持ち込み貴重な勝ち点を拾い、この時点でリーグ戦ルールによりゲームセット。試合終了後にポッキーズ監督にこの場面の作戦を伺うと「最終回のスクイズは私の判断。ここは勝ちに行く、昨年優勝チームというプライドもあり、負けることは許されないという気持ちでした」、一方「JUMP」の監督は「勝てる試合を落としたのは残念。特に最終回の2盗・3盗を許したのは痛かった。序盤劣勢だったが途中逆転できたのはよかったですね。チームの底力の差でしょうか?」としきりにくやしがっていたのが印象的でした。やはり、野球はある意味、頭脳の闘いであることを認識させられた一戦でした。
コロナ禍の下、今後会場確保やメンバーを集めることに苦労を強いられるかもしれませんが、無事今期もリーグ戦が行われることを祈念してやみません。