各地から約80名が出場|第46回全国スキー競技大会

2020年2月29日~3月1日、長野県・戸狩温泉スキー場で「第46回全国スキー競技大会」が開催され、約80人が参加しました。結果は以下の通りです。

第46回全国スキー競技大会(2020/02-29-03/01)リザルト

今年、暖冬の影響で戸狩温泉スキー場は積雪が少なく、また新型コロナウイルスのこともあり、開催できるかどうかという問題がありました。競技大会開催の可否については、参加者が宅急便でスキー用具を送ることを考慮して2月21日に決断するとしました。

エントリー数は当初大回転競技(GS)89名、回転競技(SL)77名であったが、コロナの影響などでキャンセルがありました。スキー場の所どころ地表がチラホラ出ていて積雪は少なく、いつもよりゴールを上に設置して競技コースを短くしました。

第1日目、快晴。大回転競技イモハコース。スタート地点に集まった選手たちは大会が開催されたことを喜んでいました。8時40分、インスペクション(コース下見)開始。土屋競技部長がセットしたコースは難しいセットではないが、バーン(滑走面)が堅く、このコースをどう攻めるか? しかし出走が始まるころには、バーンは柔らかくなっていました。前走は地元の子どもたち3人が滑りました。やはり速い。

9時30分、レースが始まり、障がい者、スノーボード、ジュニア、女子、男子と熱戦が続く。目を引いたのは小学3年以下のクラスのボーゲンで滑る皆川姉妹。1本目終了後、手際良くセット替えが行われ、2本目12時35分出走。大回転競技は予定通りに終わりました。14時30分に表彰式。

2日目、回転競技。雲があるが晴れ。寒くはなくバーンはあまり固くない。9時10分、競技が開始され、徐々にコースが荒れてきます。ポールを叩く選手もいるが、攻めるあまりコースアウト、転倒者も出ました。表彰式はレストハウス前で行われ、栗岩会長、和田利男副会長から賞状が手渡され、大きな歓声と拍手、そして写真に収まりました。