新緑に抱かれて中山道を歩く|全国交流ウォークin中山道2019

2019年5月25日(土)~5月26日(日)、2019年度全国交流ウォークin中山道
「木曽路は山の中である」が開催されました(主催:新日本スポーツ連盟全国ウォーキング協議会、主管:東海ウォーキングブロック)。

天候に恵まれ、大きなトラブルもなく14都府県から集まった仲間たちと親交を深めることができました。25日の前夜祭は225名が参加しました。オープニングには千葉の会員が歓迎太鼓を披露。太鼓の音が会を盛り上げるなか乾杯・会食しました。参加者からは椅子席が好評でした。

会食の途中で「妻籠を愛する会」の藤原さんに中山道と2つの宿の保存に至る経過などを話してもらいました。用意してくださった資料に基づいて詳しく解説がありました。実際にコースを歩く時の参考になればいいなという思いから企画し実現しました。その後は恒例のクラブ紹介。年齢は違えど、1年に一度の同窓会のような雰囲気で、会場ではあちらこちらで交流の輪ができていました。

ウォーキング実施日の翌26日の天候は、真夏日の予報が出るくらいのいい天気でした。当日参加の3名が新たに加わり228名でした。馬籠から妻籠まで歩く9㎞コースは、7グループに分けました。少し短めの6㎞コースは馬籠を散策したあと馬籠峠までの登り道だけバスを利用するコースです。このコースは4グループに分けました。そして馬籠と妻籠の両宿だけをゆっくり堪能するコースには1グループの参加がありました。このコースは足腰の体調が悪くなっても全国の仲間と交流したいとの希望から作りました。

それぞれのコースとも歩く距離は異なりますが、新緑や昔の宿場町の風情や情緒、道端に咲く名も無き花に心癒されたことと思います。古い町並みの残る街道を、仲間と共に昔の旅人の気分で歩くことができたのではないでしょうか。

 
参加者の声

◇到着した妻籠宿の街並みは変わらずも、外国人観光客の姿が増えたのが印象的でした。部屋から見える恵那峡に満足。交流会での盛り上がり、旧知の顔、美味しい料理と酒に時が過ぎました。馬籠宿は、急坂の両側の家並みが往時のままで風情あり。見晴台に出ると、眼前に恵那山と大自然が一望できました。歴史を感じて、ゆっくり歩いた3時間でした。

◇最高のお天気に恵まれ、楽しい思い出をつくることが出来ました。何よりも中山道Bコースを完歩できたことは感激でした。馬籠・妻籠の宿場町を歩きながら、私たちの町では何を残し、生かせばよいのかを考えさせられました。歴史に触れることで今の時代に生かされていることを痛感します。

◇5月としては34℃を越える暑い2日間になったけれど、どのコースも木陰に助けられて、爽やかなウォーキングができました。大阪ウォーキングクラブのメンバーは賑やかで、仲間同士の絆の強さが感じられました。移動中は飛び交う大阪弁に人情味あふれる魅力を感じました。