歴史の宝石箱・松阪を歩こう~三重ウォーキング


 
2012年12月2日(日)に松阪市に於いて、三重県スポーツ祭典第4回ウォーキングが20名の参加で行われました。三重ウォーキングクラブ主管でビラを配布し、各方面に呼びかけたのですが残念なことに、今回はクラブ員19名・連盟員1名の参加で、一般の参加はありませんでした。しかし四日市や伊勢からの参加がありました。松阪は見所も多く、天候も少し寒かったとはいえ陽のさす時もありこの時期としてはまずまず。紅葉もまさに見頃でした。
 
松阪は2006年に発足後1年あまりの三重ウォーキングクラブが全国スポーツ祭典ウォーキング大会として取り組んだ場所です。今回はその時とほぼ同じコースでしたが、当時のメンバーは少なく、松阪を歩くのは初めてという人がほとんどでしたので新鮮でよかったと思いました。
 
松阪駅東口に10:00に集合して、開会式の後ストレッチをしてスタート、駅前から寺町通りを通って三井家発祥地を眺め、松阪商人の館で15分見学後、本居宣長旧宅・木綿問屋長谷川邸、隅ちがいの町並を見て、開運橋を渡ってはにわ館へ。日本最大の舟形埴輪などを見たり、絵画展・子どもたちの作ったはにわ展など展示もあり、旧紡績工場を生かしたレンガ造りも立派なはにわ館は見応えがありました。坂内川沿いに親水公園を歩いて、松阪城跡に到着。ここで昼食休憩を兼ねて自由散策としました。
 
昼食を済ませて松阪もめん手織センターへ行くグループ・松阪城を隅々まで歩き紅葉狩りを楽しむグループ、松阪のおいしいランチ後、宣長記念館や鈴屋を見る人など、思い思いに過ごしました。
 
松阪城跡は桜や藤で知られていますが、紅葉も見事で「素晴らしい」の一言で感動しまし
た。楓はもちろんどうだんつつじが真紅に続く小径は、天守跡から眺めても、真近で歩いて見ても、言葉で言い表せないほどの美しさに感嘆しました。楓や銀杏緑の樹々、遠くの山なみ、御城番屋敷の家並・・・まさに絶景でした。
 
午後からは本居宣長の宮、松阪神社と歩き御城番屋敷の見学、説明もよくわかり感心しました。松阪工業高校の「赤壁」・同心町、アジア最大の布袋さんのある管相寺、小津安二郎青春館、愛宕山竜泉寺と歩き、八雲神社でストレッチをして完歩証を受け取りました。松阪駅までゆっくりペースの約10kmのウォーキングでした。