木曽三川と輪中の里を歩く?全国交流ウォーキング

 2011年9月23?24日の2日間、歴史と水の街大垣散策(117名)と長良川鵜飼い(116名)、木曽三川の雄大な自然の造形、三重・岐阜・愛知3県を足で歩き、そこに生きる人々の知恵を学ぶというウォーキング(130名)を行ないました。この行事はクラブ員から全国の仲間と交流できる企画として毎年期待されています。
 両日とも快晴の秋空という幸運に恵まれ、初日の大垣では、各クラブで地図を片手に芭蕉の句碑巡り、お城、水の湧き出る自噴井の水などを楽しみました。街角では水まんじゅうが売られており、おいしく冷たい涼味が心地よかったです。
 夜は、岐阜長良川の鵜飼いを観覧。松明の明かりと鵜を操る鵜匠の姿は1300年の歴史を感じ、今までとは一味違う交流会になりました。観覧船では東北支援の三河名物「えびせんべい」遠州名物「うなぎパイ」の販売も行なわれ、みなさんのご協力のおかげで完売しました。
 翌日はA・12km、B・8kmの2コースに分かれ、Aコースは川原でグループにまとまり、ストレッチ後出発。多度山を背に揖斐川を超えて木曽三川公園に到着。Bコースは直接バスで公園へ向かい、共に水屋の見学やタワーに上り眺望を楽しみました。ここからは輪中の地形を眺めながら歩き、輪中の郷で交流会を行ないました。共に歩いたという気持ち、協議会を理解してもらうこと、仲間がいるんだという気持ちを交流会で確認しました。
 福岡ウォーキング協議会の西さんのお話では、近い将来北九州での全国ウォーキングが楽しめそうです。東北支援では頒布品の剰余金、協議会Tシャツの販売売上金と募金、合わせて2万9千円とひまわりの寄せ書きを菊地さん(宮城・あしがる会)にお渡しして、被災地の復興を願う気持ちがより強くなりました。
 その後、水屋の跡を見ながらゴールの近鉄長島駅まで無事歩き終えました。準備から当日まで大変でしたが、皆さんの胸にこの2日間の思い出が残ってくれるとうれしく思います。そして来年、和歌山の高野山での再会を楽しみに帰路につきました。