123名が楽しく平和をアピール|平和大好きランニング&ウォークin札幌

2017年9月10日、第4回平和大好きランニング&ウォークin札幌が開催されました。天気にも恵まれた爽やかな秋日和となり、ランニング59名とウォーク38名運営26名の総勢123名が、仮装やパフォーマンスで楽しく平和をアピール。スポーツの秋を満喫する楽しい一日となりました。

今年度は、”初の試み”として札幌市営地下鉄駅構内20箇所にポスターの掲示を行い、参加者を募集しました。すると、そこに”初”の親子2kmランへの申込がありました。今回は、5歳の男の子とお父さんの一組のみの参加で、寂しい開催になるかと思いきや、会場全体が親子の応援団となり、2人の後を自然と一緒に走り出し、笑顔に包まれました。

ランニングは、豊平川南九条大橋下をスタート、5kmランに17名、10kmランに20名、5kmリレーに5チーム20名、親子ランに2名が参加。

ウォークは、水と緑が豊かな憩いの場として親しまれている中島公園の彫塑・碑巡り・寺院見学の4キロコース。明治時代に建築された国の重要文化財、白亜の洋館「豊平館」や中島公園に隣接する札幌護国神社の、沖縄戦戦没者慰霊碑などを巡りました。

碑文には、日本人戦没者数226,000名のうち、北海道出身者は1万名。沖縄県犠牲者149,000名を除けば、遥か離れた北海道の出身者が一番多いのはなぜだろう? 札幌市内の憩いの場所に、このような慰霊碑があることはあまり知られてなく、参加者にとっても貴重な一日であったと思われます。

ウォーク参加者がゴールした後、メインイベント5㎞リレーを全員で応援し、会場全体に一体感が生まれました。閉会セレモニーでは平和の大切さを訴え、 北海道合唱団(有志)と参加者との合唱のコラボレーションが秋の日により一層の彩を添えた一日となりました。