「核兵器をなくそう」とファンラン|宮城・反核平和マラソン


2017年7月30日、核兵器なくそうとアピールするファンラン、宮城・反核平和マラソンが行われ、初参加の青年2人を含む30人のランナー、そしてボランティアスタッフが参加しました。宮城県では、毎年行われており、32回目の開催となりました。

平和を望む老若男女のランナーたち、マスターズ大会常連のトップアスリートから、普段は運動不足だけど、この機会にデトックスしたいという方まで、幅広いみなさんが集まり、仙台市泉区役所から青葉区錦町公園までの約8キロ、杜の都の並木道など初夏の爽やかなコースを楽しくアピールしながら走りました。

前日の梅雨らしい天気、高い降水確率の予報で開催が危ぶまれましたが、当日は少し陽が差し込むくらいの空となり、湿気の高さから熱中症の心配はあるものの、この時期としてはまずまずのランニング日和となりました。

毎年参加している私は今回初めてハンドマイク(拡声器)を携え、アピールしながらランニング。

7月7日に国連で加盟国の3分の2近い賛成で史上初めて採択された歴史的、画期的な核兵器禁止条約(核兵器の非人道性を明確にし、開発や製造などを禁止。使用とその威嚇も禁止)を力に世界から核兵器をなくそう、ノーベル平和賞候補にもなり、戦争しないと誓った平和の宝・憲法9条を守ろうと訴えました。

元気にアピールする私たちに街頭のみなさんから多くの拍手や激励が寄せられました。完走後には被爆者の少女を悼む銅像の前で記念撮影を行いました。

反核平和マラソンは全国各地で行われ、8月6~8日には広島と長崎の両被爆地の平和公園に到着します。

世界で核兵器をなくそうと具体的な取り組みが行われる歴史的な状況のもと、今年のこのイベントはとりわけ重要な取り組みとなります。

「スポーツは平和でこそ」オリンピックも世界平和を実現するために行われ、オリンピック憲章もその精神で定められています。

平和を望むスポーツ愛好者のみなさん、多くのみなさん、ご一緒に戦争しない日本を残し、平和な世界をつくるために草の根から、スポーツの場から力を合わせていきましょう。