FSGT卓球代表団が来日し、卓球協議会と交流しました
新日本スポーツ連盟全国卓球協議会は、2014年5月14日~21日までフランスのFSGT(フランス労働者スポーツ・体操連盟)の卓球代表団を日本へ招待。卓球での交流をはじめ、スポーツ連盟の活動や、日本の文化に触れてもらい、スポーツを通じて日本とフランスの交流を行いました。
▼5月14日(水)
フランス代表団は、ジルベール(58)(団長)・サラ(23)・アレクサンドラ(19)・ルカ(21)・ジャンピエール(49)の5人。16時に羽田に到着し、18時から東京都連盟事務所で打ち合わせをしました。12時間のフライトにも疲れを見せず、サラは東京体育館の大会に参加できるのを喜んでいました。
▼5月15日(木)
新日本スポーツ連盟東京卓球協議会主催のハローレディース3ダブルス大会に、サラとアレクサンドラが東京役員チームと一緒のチームで参加。2部の2位トーナメントで1位になりました。対戦した選手は、彼女たちのドライブ(トップスピン)のすごさにビックリ! 一方、フランス代表団は、平日の大会に600人の女性の参加していることに驚いていました。男子は午前中、女子の応援をして、午後は東京役員と中野勤労福祉会館で練習をしました。
▼5月16日(金)
選手団は、杉並卓球協議会のペアマッチ大会に杉並の手作りゼッケンをつけて参加しました。リーグ後同順位リーグ形式で、6~8試合に満足していました。男女とも1位トーナメントで、女子は優勝、男子は準優勝でした。男女ともマナーがよく、友好的な試合が印象的でした。
▼5月17日(土)
午前中は、浜離宮と浅草に行きました。浜離宮の抹茶のお点前では足が痛そうでした。水上バスで行った浅草は、ちょうど三社祭で神輿を間近にみられました。どじょうなべも堪能しました。夜の歓迎レセプションには、全国卓球協議会だけでなく、東京都連盟や陸上、スキーなどの関係者も参加して50人の会となりました。
▼5月18日(日)
午前中は組織交流会が開催され、FSGTの卓球の活動内容とスポーツ連盟の活動の報告がありました。スポーツ連盟の加盟者特に女性の多さに驚いていました。FSGTにもたくさんの質問が出て、卓球部門は大きくはありませんが愛好者の要求を実現する地道な活動がわかりました。午後は荻窪の卓球ショップに行き、その後、新宿で自由行動としました。
▼5月19日(月)
神奈川卓球協議会と神奈川ウォーキングクラブの協力で鎌倉ハイキングに行きました。大学生のボランティア参加もあり、総勢20人でした。大仏の中に入ったり、鶴岡八幡の大鳥居で写真を撮ったりして日本を楽しんでいました。富士山がみたいというので稲村ヶ崎に行きましたが雲にかくれて残念でした。アルザス地方の男性3人は海がめずらしいようで波とたわむれていました。野点(のだて)も体験しました。小町通りで買い物し、アフターウォークも和民で盛り上がりました。
▼5月20日(火)
朝、東京卓球協の6,7部のリーグ戦で紹介挨拶をして最後の日本を楽しみました。ルカとサラが漫画「ワンピース」のファンということで、専門店のある渋谷のパルコに行きました。その後みんなの希望で皇居に行きました。天皇にあこがれがあるようです。東京江戸博物館を見学して、お別れ会の渋谷シダックスでカラオケを楽しみました。原語の愛の讃歌にはフランス語ならではの素晴らしさを感じました。カラオケは日本の文化ですね。団長のジルベールは、「日本は伝統的な文化と近代的なものが融合しているのが素晴らしい」と言っていました。