団体戦は男女とも千葉県勢が制覇|全国卓球大会一般の部
2013年12月7~8日、神奈川県小田原アリーナにて「第20回全国卓球選手権大会一般の部」が開催されました。今大会は、34都道府県からのエントリー。男子97チーム、女子53チームの合計150チームの参加で熱戦がくりひろげられました。
男子は、シードの7チームが順当に勝ち上がり、前回準優勝のTRFやエスターなども大学卒業すぐの選手を補強するなど、準々決勝以降は接戦が多く見ごたえのありました。とくに第1シードのWRMに挑んだ紫遊クラブ(京都)の善戦が光りました。
男子の準決勝は、前回優勝のWRM(千葉)と久しぶりの出場で過去3度の優勝経験を誇るTEAMSATOの対決となりましたが、WRMが勝利。もう一つの準決勝はエスター対TRF(A)となったが、エスターが3対2で接戦を制し、はじめての決勝進出を果たしました。WRM対エスターの決勝戦はエース対決を制したWRMが地力を発揮し、3-0のストレート勝ちで2連覇達成。
★優勝コメント★ WRM(千葉)
昨年のスポーツ祭典に続き二連覇です。チームリーダーの山口隆一さんは、「仲間の強さに助けられました。第一シードのプレッシャーがありましたが、優勝し喜びが沸いてきました。仲間は実業団選手、道場主、メーカーと卓球好きの全員20代の仲間で、次回も連覇を目指したいです」とコメント。
女子は、ベスト4に東京勢が3チーム、千葉が1チームで関東が独占。決勝戦は、2年前の個人戦優勝の村山選手を擁するTLSが初優勝を果たした。
★優勝コメント★ TLS(千葉)
チームリーダーの村山真実さんは2010年の大会ではシングルスに出場し優勝した経歴の持主です。「TLSの仲間を誘い合って参加し、初優勝は感激です。スポーツ連盟の大会は優しさがあって参加しやすい。雰囲気も明るくて堅苦しくなくリラックスして参加できるのが良いです」と話してくれました。
個人戦は、男子はCHANAKARN選手(TEAM SATO・兵庫)が初優勝、準優勝は緒方昭範選手(TEAM SATO・兵庫)。3位は佐藤亮選手(スマイル・東京)、佐藤公徳選手(TRF・千葉)でした。女子は、楠原憧子選手(赤翔馬・千葉)が連覇を達成。準優勝は、村山真実選手(TLS・千葉)、3位は田中真子選手(日本航空高校・山梨)、兼子仁美選手(銀河クラブ・愛知)でした。