戦国(大阪)が豊富な投手陣でV|全国祭典野球2012

2012年11月10~11日、大阪府・南港中央公園野球場他3球場で「第29回全国スポーツ祭典軟式野球大会」が開催されました。北は北海道、南は鹿児島から各ブロックを勝ち抜いてきた16チーム(初出場7チーム)が全国の頂点をめざして戦いました。

ベスト4に残ったのは、中川製瓦(滋賀)、エキスパート(兵庫)、魁(徳島)、戦国(大阪)とすべて関西勢。準決勝第1試合、中川製瓦vsエキスパートは2-2の同点でタイムアップ。抽選の末、中川製瓦が決勝にコマを進めました。第2試合は、戦国が4-2で魁に逆転勝利。

関西同士の対戦となった決勝は、雨模様となりましたが、1点を争う投手戦となり、1-0でこれを制した戦国が初優勝を飾りました。

大会会長の酒井俊二さんは「今回の出場チームは、北は北海道、南は鹿児島から集まり、まさに全国大会にふさわしい顔ぶれとなった。地元の大阪野球協議会が「復興支援グッズ」を制作・販売するなど大会を盛り上げてくれた。規定時間までに決着がつかず特別試合(※)や抽選となるゲームや、1点差のゲームが多く、全体的にどのチームが勝ち上がってもおかしくない内容だった」と総評しました。

※特別試合=一死満塁から行う延長戦。試合経過に関わりなく、守備位置、走者、打順は随時とする。


↓大会速報は以下の通り
http://www.njsf.net/zenkoku/festival/img12/baseball-news.pdf

▼参加チームの声
たかやクラブ(宮城)「今まで全国大会では初戦敗退していたので『なんとか上位を!』とメンバーを揃えてきました。10月からは毎週試合で、ウチらしい良い試合ができていたんですが…(特別試合で惜敗して)残念です」
エキスパート(兵庫)「楽しかったです。(準決勝で引き分けの末、抽選負けを喫して)抽選は弱いんです。くやしい!」
魁(徳島)「過去に出場した全国大会では1回戦負けでした。今大会は打線がよくつながった。準決勝まで来られて良かったです」
神風(高知)「メンバー全員が昭和60年生まれの同級生なので、和気あいあいと野球をしています。今度全国大会に来るときは、ワンランクアップしたい」
Justice(鹿児島)「高校の同級生チームで、このメンバーが揃うのは久しぶり。初出場でしたが、やるからには全国制覇したかった。悔しいです」

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