6団体共同で「文化・スポーツ施設の使用料金軽減を求める要望書」を新宿区に提出|新宿区連盟
新日本スポーツ連盟新宿区連盟に所属する新宿卓球協議会は、コロナ禍の1年半余りの中で2回の大会を開催してきました。その中での一番の痛手は、会場利用料金です。
密を避けるため、体育館の利用人数の制限がありました。従来は 200人から300人近くの利用で大会を開催してきました。それが1回目 60人2回目 90人となりました。 しかし、会場利用料金は「200人以上の利用の時と変わらずの料金」というわけです。1大会で赤字5万円~6万円出ました。
3回目の大会開催については、会場確保と共にまだ人数制限がある中でさらに赤字が生じることが明らかであることから、踏み出せていませんでした。
このような状況のなか、スポーツ連盟東京都連盟からの情報で「合唱団の方々も観客制限と会場利用料金の問題を抱えていて、新宿区へ要請する」と聞きました。文化スポーツという大きな枠で共に行動しようと連絡を取り合い要請行動は実施されました。
区長要請が叶わず、文化観光産業部長への要請を2021年9月末に行いました。要請側は6団体8人紹介議員2名でコロナ禍の下でのそれぞれの活動や会場利用料金の軽減についての意見が出されました。
文化観光産業部長からは、「コロナ禍の中で文化・スポーツが日々の暮らしに欠かせない点は共有できるが利用料金の軽減は、区の財政面に係ることでもあり、また他分野とも関わる件でもあるので判断はできない。また区としても様々なイベントや文化スポーツ行事も中止したため収入減という現状である」という対応でした。今回は要請に留まりましたが、今後は陳情という形で区へ要望することを確認しました。