イギリス運河でナローボートに乗ろう!「英国運河の旅」|全国ウォーキング協議会バーチャル体験ツアー

2021年5月23日神奈川県連盟事務所をメイン会場として、バーチャル「英国運河の旅」が開催されました。コロナ禍のなかで、国内のウォーキングなら、あるいは近場の日帰りウォーキングなら、感染対策をして可能ですが、海外へ飛行機で行くウォーキングはちょっとムリです。じゃあ、バーチャルでイギリスへ飛んで、運河の旅を楽しもうというのが今回の企画です。

ブラウン敦子さん

企画立案は神奈川の吉越悦子さん、ツアーガイドは20年もイギリスの運河にかかわってきたブラウン淳子さん。国内外60か所76人のご一行様ですので、もちろんチャーター機。三重ウォーキングクラブは「Zoomは任せて!」の体制で11人の団体搭乗。ゲストの研究者や旅行社の方々には挨拶をもらいました。運河マニア時代の話、船の沈み具合で徴収する料金所、作家トムロルトによりレジャーとして爆発したことなど、淳子さんのナレーションに引き込まれていきました。

道路や鉄道を跨ぐ水道橋を進むナローボート。水際に歩く人の道(フットパス)があります。操縦は淳子さんのご主人。
運河にもトンネルがあります。できるだけ安く掘るため馬が船を曳く道はありません。そのため壁を足で蹴りながら進む職業がありました。レガーといいます。(絵・小雪)
英国運河愛あふれる淳子さんのお話に聞き入る参加者
淳子さんお気に入りの停泊地で記念撮影

参加者の感想から

◇「歩く権利」、当たり前すぎて考えることもなかったことの歴史を学ぶ貴重な機会を得ました。ステキな時間をありがとうございました。

◇こんな素敵な船の旅を初めて知りました。自然が大好きなのに歩くのが困難になって残念でしたが、便利な世界で、今はすっかり旅行帰りの気分です。

◇ゆったりとした時間の流れのナローボートの旅、良かったです。

◇運河の発展が英国の歴史と深い繋がりがあることも知ることができ勉強になりました。