天候不順でも無事到着|第37回広島-長崎500km反核・平和マラソン

暑さ対策が問われた今年の広島~長崎500km反核平和マラソン。3日目(8月8日)は昼前から気温が上昇、大村湾沿いのコース上の熱中症指標計が暑さ指数(WBGT)31℃を示し、7区間がラン中止になりました。37回の中で高温による中止は初めてのことです。
 
今年は、小雨が降る中で広島の平和記念公園を出発。山口入りしてからも土砂降りになる天候不順のランとなりました。2日目も午前中は日差しが強かったものの昼過ぎから一転、またも土砂降りの雨に遭遇。1区間が中止する程でした。最終日、ランの中止はあったものの最終目的地の長崎平和公園に無事到着できました。長崎の夜の交流会には平和行進参加のアン・スルギさん(韓国体育市民連帯)も参加しました。
 
今年は実行委員会で暑さ対策を議論し、(1)指標計が31℃を超えるとランは中止、(2)給水は1kmごとに行い早目の水分補給をする、など一定の基準を設定しました。ランナー皆さんも「走りたい気持ちを抑え」、安全第一を考えた実行委員会の決定に理解を示しくれました。