豆剣士405人が技を競う~関西ブロック少年少女剣道大会

2013年3月30日(土)堺市、金岡公園体育館において、第33回関西ブロック少年少女剣道大会が開催されました。この大会は、毎年春に開催され、兵庫県と大阪が持ち回りで開催する運びとなっています。今年は、大阪府連盟が主管する番で剣道関係者が早くから会場押さえなどで準備を進めてきました。

この日は小春日和の暖かさで会場には、早くから多勢の豆剣士が防具をかついで集まってきていました。遠くは、兵庫県、奈良県からバスを仕立てての参加もあり、会場は豆剣士の熱気で体育館フロアーいっぱいにウォーミングアップの申し合わせ稽古に励んでいました。

午前9時15分には開会式が始まり、主催者を代表して、川野弘之(大阪府連盟事務局長)が豆剣士の健闘と審判や大会運営関係者への労をねぎらいました。 大会は、午前中は個人戦が8コートに分かれて、405人の出場で行われ、小学生1年生の部から、中学生2~3年生の部まで、11部門で競われました。

小学生1年生の部の豆剣士も日ごろの練習の成果を試合に発揮すべきメーン、ドォーの気合のこもった試合に応援する各剣友会から大きな拍手が飛んでいました。個人戦決勝戦は、各部門が一斉に開始され、応援の拍手も一段と大きくなっていました。小学生6年生の決勝戦は、選手宣誓をした藤井 優祐君が、最後にメーンが決まり優勝に輝いていました。

午後からは、団体戦が始まり小学生低学年の部、高学年の部、中学生の部に71チームの参加で熱戦が交わされていました。

今大会には、大阪、兵庫、奈良の3府県から29剣友会の参加で、年に1回の大会を楽しみにしての参加となっています。団体戦も手に汗を握る好試合が続き、小学生低学年の部は、剣竜会A(大阪)、高学年の部は照道館剣道会(兵庫県)、中学生の部は北六甲台剣友会(兵庫)が優勝の栄冠を獲得しました。

今大会の大会委員長の駒走 貞人さんは、審判員50名と各コートの時計係や運営に協力していただいたのべ70名の皆さんの協力と支えがあっての大会成功ですと、33回開催を続けてきた重みを語ってくれました。来年は兵庫県での開催で、また会いましょう。