
広島から長崎までの500キロを3日間で走り継ぐ反核平和マラソンは、今年で29回目を迎えました。私は今年の平和マラソンで、次の二つの思いを強くしました。ひとつは、昨年の被曝65周年記念に参加した韓国とフランスの仲間達が、自国で平和マラソンを開催しました。特に韓国では第1回反戦・反核・平和のための国土縦断マラソン大会を開催し私たちに参加の呼びかけをしてきました。

これは釜山市庁広場からスタートしてイムジン閣まで、500キロを2011年8月11日~15日の5日間で走るという本格的なものでした。昨年の別れの時に「フランスから韓国そして広島・長崎をつなぎましょう」とフランスの仲間が言っていたことが実現するかもしれない。いよいよ、平和マラソンも国際的になってきたということでした。
もう一つは、世界で唯一の被爆国日本が、今度は自国の原発事故で被曝したという屈辱的な事態の中での平和マラソンでした。こうした事態に、自国の政府や東京電力はまともな対応もせず、やらせメールのようにアンフェアーな態度に終始してきました。今こそ我々スポーツ愛好者はフェアプレー精神を発揮して世論を喚起し、まともな政府・東京電力に変えなければならないと思いました。
第29回広島・長崎反核平和マラソンは広島平和公園の"嵐の母子像前"で、原爆が投下された時刻の8月6日午前8時15分に参加者全員で黙祷してスタート、8月8日午後6時30分に長崎平和公園にゴールして所期の目的を立派にやり遂げて大成功に終わりました。これから1年、わたちは地域・職場・学園に帰って活動して、また来年も長崎平和公園の"平和祈念像"の前で報告できるよう頑張ります。