
「ビビチッタ―!!」と叫びながら、両手を上げたランナーたちは一斉に走り出しました。イタリアみんなのスポーツ連盟(UISP)が開催する世界同時平和マラソン『VIVICITTA(ビビチッタ)』。27年の歴史があり、毎年7万人が参加しています。ミラノ、ナポリ、ローマをはじめ、世界73か所で開催され、平和のメッセージを世界中に運んでします。また集まった資金は貧しい国々のスポーツ環境向上の為に使用されています。健康促進を望み、人を思いやる気持ちを持ってビビチッタは走っています。

昨年、日本で初めて開催されました。場所は横浜、参加者は100人。2度目となる今回は東日本大震災の影響もありましたが、それでも昨年以上の200人超が参加しました。
前日までの悪天候が嘘のように、空は青く晴れ渡りました。新横浜・鶴見川沿いの緑道を12km走ります。たんぽぽなどの野花が視界に入り、そばに川が流れる。都会にいることを忘れてしまうほどの心地良いコースです。ランニングは自分との戦い。でも、その勝負も今日はおあずけ。走り終わった選手は清々しい笑顔をしていました。