2011年12月4日、新日本スポーツ連盟全国連盟・東京都連盟・北区連盟が共催となり「第1回在日アジア人・スポーツ交流のつどい」が開催されました。この行事は、農業・労働・医療・大学などの分野でアジア関係の人の日本への滞在が多くなっている現状に着目し、これらの人々を対象にスポーツ活動を広げることと併せて、今後のアジアでの国際交流の端緒を探ろうという趣旨で取り組まれたものです。

　北区・西浮間小学校体育館で行われたペアマッチ卓球大会には、2名の外国人（台湾・中国）が参加。「学校で卓球部を作っているが、場所がなく教室で机を並べてやっている。体育館で卓球する機会がないので今回の企画はありがたかった」「今後年１回ではなく２・３回開催してほしい」という声を聞けました。

　また、北ノ台スポーツ多目的広場では、アメリカ人留学生１名とサンデーキッカーズのメンバーでフットサルを実施。語学学校の先生と一緒に２チームに分かれて、和気あいあいと２時間ほどフットサルを楽しみました。語学学校の先生からは「留学生はスポーツをする機会が少ないので、今回のような気軽に参加できる企画があればまた誘って下さい」との感想がありました。（写真提供「しんぶん赤旗」）