神奈川県川崎市の「とどろきアリーナ(サブアリーナ)」で東日本大震災の被災者の人たちが避難生活(7月末まで)をしていることから神奈川県連盟は、できる範囲で協力・貢献しようということでスポーツ交流を企画しました。
7月11日に神奈川卓球協議会が、同体育館メインアリーナで「K2リーグ(毎月1回シングルスのリーグ戦を行なう卓球大会)」を開催するので、この日の夜を「元気を出して、故郷に戻れる日に向けて体調を整えてもらうためのスポーツタイム」として提供することになりました。
内容は、卓球・バドミントン・テニス・キャッチボール(野球)、健康体操、ボール遊びなどを用意。卓球協議会やバドミントン協議会などのスタッフを中心に30人ほどのスポーツ連盟関係者が集まりました。これに避難生活をしている人たちから、3歳ぐらいの子を連れたお母さんや元気な小学生など約20人が参加しました。
「バドミントンやりたいな」「昔ちょっと卓球やっていたことがあって...」など、それぞれのニーズにあわせて、神奈川県連盟のスタッフが一緒になって汗を流しました。小さな子どもたちは、ゴムボールを蹴ったり、バドミントンラケットで卓球ボールを打ったり、自由に遊んでいました。
20時でスポーツ交流は終了。大会の賞品で余ったタオルなどを欲しい方に贈呈しました。ゴムボールをもらった男の子は、とてもうれしそうでした。