
2010年10月31日、神戸市立総合福祉センターにて「2010西日本スポーツセミナー」が開催されました。関西ブロックの関係者を中心に約60名が参加し、ストレッチやトレーニングの方法や理論などを学びました。

まず、ヘルスフィットネスインストラクターの浅田千鶴さんによる「スポーツにおける怪我の予防とトレーニング」をテーマとした講演があり、生活習慣病予防やスポーツ復帰のための運動方法などが紹介されました。浅田さんは「どんなに高齢の人でも、コンディショニングを行なえば効果は得られる。『トレーニングするにはもう遅すぎる』ということはまったくない」と強調。参加者は、筋肉・骨・関節などの運動器の障害(ロコモティブシンドローム)を防ぐために有効なストレッチを実践しました。

次に、福井大学医学部准教授の山次俊介さんが「私たちが生涯を通じてスポーツを実践するために理解しておくこと」という題で講演しました。山次さんは、「なぜトレーニングをするのかを考えるのが大切」と述べ、「競技力向上を目指してトレーニングすれば、結果として障害なくスポーツを楽しむことにつながる」と語りました。また、「多くのスポーツでは、(1)身体重心位置を素早く、力強く、安定して移動させること、(2)指先のスウィング速度を高めることが、パフォーマンス向上に直結する」「そのためには、下半身(下肢筋群+股関節[骨盤])+体幹をトレーニングすることが重要」と話し、下半身や体幹を中心としたストレッチ・スタビリティートレーニング・アウフバウトレーニングなどを紹介しました。
参加者からは、「とてもタメになった」「先生と一緒に体を動かしていたら、すごくほぐれた」などの感想がありました。