2013年4月7日、猛烈な低気圧の影響で開催が心配されましたが、第４回よこはまVivicittà（ビビチタ）は強風の中でも楽しく開催されました。1kmファンランと12kmのレーススタート前に、参加者はオレンジ色のTシャツを着て全員の記念撮影をしました。

　ビビチタはイタリアスポーツ連盟（UISP）によって３０年前に開始された「世界同時マラソン」です。UISPから送られてきたデザインを元に作成したTシャツには「人権・平和・環境のためのランニング」と英語で書かれていて、開会式で「平和でこそスポーツができます。環境に優しい大会にしましょう」との呼びかけに、ランナーは持参したマイカップやマイペットボトルを給水台に置くなど、世界と思いを一つにした雰囲気となりました。

　スタートする時は両手をあげて「ビビチター！」、ゴールをするときも「ビビチター！」と、みんな笑顔です。仲間と何人も手をつないでゴールしたり、役員とハイタッチしながらゴールする姿は他の大会には見られない光景でした。