2012年10月28日（日）、滋賀県栗東市のウィングプラザ　コミュニティスペース(研修室Ｅ)を会場に、新日本スポーツ連盟関西ブロック主催の西日本スポーツセミナーが開催されました。この西日本スポーツセミナーは関西ブロック(大阪、京都、兵庫、和歌山、滋賀)の府県連盟が持ち回り主管を務め、2年に1回開催しています。今回は4回目で滋賀県連盟が主管で行われました。

　参加者は関西ブロックの各府県の他、徳島県、富山県からの参加者もあり、総勢75名。　種目別では、ウォーキング・ハイキングが半数近くを占め、次いでランニング、スキー、テニス、バレーボール、バドミントン、テニス、卓球と幅広い種目からの参加がありました。

　セミナーの内容は2部構成で、午前中のパート（1）は、関西大学人間健康学部教授の小田伸午氏をお招きしての講演。小田先生は以前にも2007年に大阪阪南市で開催された、全国サマースポーツセミナーの時に講師で来て頂いています。また2010年には滋賀県連盟創立40周年記念事業でも講演をお願いしています。スポーツ連盟ではお馴染みです。ファンも多く、また小田先生の話を聞きたいとの声もあり、今回もお願いしました。今回のメインテーマは(今回のテーマも)『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』ですが、以前とは違う新しい観点から見た『からだ･･･「力（ちから）」』のことについて、参加者同士で実際に体験を交えながら、お話しいただきました。

　午後からの講演・実技パート（2）は地元滋賀県大津市在住で、健康運動指導士滋賀県支部理事の松見輝子氏にお願いしました。松見さんは滋賀県連盟びわこランナーズに所属し、東京国際女子マラソンやサロマ湖100ｋｍウルトラマラソンにも出場した実績を持ち、スポーツ連盟全国ランニングセンター公認の健康ランニングアドバイザーでもあります。テーマは『ウォーキングステップエクササイズの理念と実践』と題して、ウォーキングステップを変化させていく「ウォーキング体操」、部屋の中で簡単にできる「お手軽ストレッチ」、自分でできる「フットケアマッサージ」などを、実技を交えて解説して頂きました。参加者も一緒に身体を動かし、実践しました。

　セミナー会場としては100人収容できる広さではありましたが、70人余りが身体を動かしての実践となると、やはり窮屈な感じではありましたが、それでも互いに譲り合いながら実践し、有意義なセミナーにすることができました。