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WRM(千葉)総合力で初優勝~全国祭典卓球一般の部2012
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DSC_0085.jpg 2012年11月24~15日、青森県マエダアリーナで「第29回全国スポーツ祭典卓球大会一般の部」が開催されました。26都府県から団体戦112チーム、個人戦に308人がエントリー。小学生からベテランまだ幅広い年齢層からの参加で、熱戦が繰り広げられました。

▼競技結果(団体戦)
http://www.stta.jp/national/2012/2012ippan-result.pdf

▼競技結果(個人戦)
http://www.stta.jp/national/2012/2012ippan-result2.pdf

 男子団体戦・決勝は、千葉県対決。ともに準決勝を僅差で勝ち上がってきたチーム同士の戦いとなり、実力のある選手が揃ったWRM(千葉)が、連覇を狙うTRF(A)(千葉)3-0で破り、見事初優勝を飾りました。昨年の大会で活躍した大塚・竹之内両選手を軸に戦ったTRF(A)は、あと一歩力及ばず。WRMは、強豪相手に苦しみながらも、5番ダブルス徳増&江藤ペアが安定感抜群で、厳しい試合をものにしました。三田村&加藤ペアを擁するエスター(神奈川)は、3年連続3位。09年準優勝のTOM(東京)はベスト4に入り、2年連続準優勝の愛卓クラブ(東京)はWRMに敗れ、涙をのみました。

 女子団体戦は、関東勢の強さが目立ちました。今回も前回と同じく、ベスト4はすべて東京となりました。なかでも愛卓TTC(東京)やFC.JUIC(東京)は、上位常連チームの京卓クラブ(東京)、スマイル(東京)を倒しての準決勝進出。新しく参戦するチームが、全体のレベルを押し上げてるような印象を与えています。決勝は、飛鳥クラブ(A)(東京)vsクラブRUNA(東京)。息もつかせぬ接戦となりましたが、粘り強いラリーを展開した飛鳥クラブが優勝に輝きました。

 2日目に行われた個人戦。男子決勝は、昨年と同じ顔合わせになりました。三連覇を狙う三田村宗明選手(東京・卓楓会)に対して「サーブ対策を練って挑んだ」という大塚裕貴選手(千葉・TRF)が、3-1で勝利し初優勝を果たしました。

 女子は、ベスト4に宮城・秋田・岩手の3選手が残り、東北勢が健闘。決勝は、楠原憧子選手(千葉・赤翔馬)と遠藤柊子選手(宮城・仙秋クラブ)の対戦となり、フォアハンドで果敢な攻めを見せた楠原選手が勝ち、優勝しました。結果は以下の通りです。

▼男子一般団体戦
優勝 WRM(千葉)
準優勝 TRF(A)(千葉)
3位 エスター(神奈川)TOM(東京)

▼女子一般団体戦
優勝 飛鳥クラブ(A)(東京)
準優勝 クラブRUNA(東京)
3位 愛卓TTC(東京)FC.JUIC(東京)

▼男子一般個人戦
優勝 大塚裕貴(千葉・TRF)
準優勝 三田村宗明(東京・卓楓会)
3位 加藤祐介(東京・スマイル)佐藤亮(東京・スマイル)

▼女子一般個人戦
優勝 楠原憧子(千葉・赤翔馬)
準優勝 遠藤柊子(宮城・仙秋クラブ)
3位 浅沼愛(岩手・岩手大学)宮川恵(秋田・県南卓球道場)

参加チームの声
▼WRM(千葉)
「悲願の初優勝。卓球関係の仕事(ショップ・コーチ)をしている仲間同士で、みんな『負けたくない』という思いが強いです。仲間の力を信じて試合ができました」

▼TRF(千葉)
「二連覇を目指してやってきましたが、挑戦者のつもりで戦いました。優勝できなかったのは悔しいですが、決勝までいい試合ができて満足です。来年、雪辱を晴らします」

▼飛鳥クラブ(東京)
「メンバー全員の力で勝てました。みんなのおかげです。決勝は昨年負けた相手なので、雪辱を晴らすことができました」

▼クラブLUNA(東京)
「優勝できなかったのは悔しいけど、
去年3位だったので1つ順位を上げられて良かった。結婚や出産で生活が変わったりして、社会人にとって卓球をずっと続けていくのは難しいですが、年1回の大会でみんなで楽しくできるのはうれしいです」

▼福島工業高校(福島)
「今年8月、猪苗代で行われた『復興支援卓球大会』に初めて参加しました。ユニークな試合方式で大変学ぶことが多かった。福島県代表として本大会に参加して、ダブルスがキーポイントであると考えさせられました。遠くから来たので、より一層頑張りたいです」

▼ALICE(宮城)
「2年ぶりの出場。予選を勝ち上がれてうれしいです。3連休だったので、青森観光もできて、みんな楽しんでいます。東北大OB(大学院生)で、普段は研究で忙しくほとんど練習していません。でも、この大会のために夜9時に集まって久しぶりに練習し、卒業前に結束を深めました」

▼NST(青森)
(男子)「初出場。楽勝です(笑)。中学生3人が主力のチーム。仲が良いクラブ同士で一緒に出ようと参加しました」
(女子)「地元の青森で全国大会を開催するということで、頑張ろうと思いました。トーナメントは相手が強かった。でも、予選を突破できて良かったです」

▼岩手大学(岩手)
「全国の高いレベルの戦いで大変勉強になりました。個人戦も『岩大魂』で頑張ります」

▼茂木クラブ(山形)
「負けちゃいました。できれば、5番まで試合したかった...。こんなに素晴らしい会場で試合させてもらって、ありがとうございます」

▼県南卓球道場(秋田)
「東北にこんなにたくさんに人が集まってくれて(しかも九州など遠くから)うれしいです。試合を通して、知らない人といろいろ会話ができた。参加して良かったです」

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