2014年11月29日～30日の二日間、名古屋市内守山SCはじめ3か所の会場で全国から集まった41チームの間で熱戦が繰り広げられました。優勝は昨年3位の「Black　Cats（関西ミックスバレー協会）」準優勝は昨年優勝の「ブラピ（兵庫）」！

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＜予選リーグで思わぬ組み合わせが！＞
　今回参加チームは合計41チーム（大会直前で有力な1チームが無念の不参加）と過去最高数で迎えました。その中には東日本復興を支援するために宮城県・福島県から参加するチーム（東北福祉大学生主力のPFUといわき市で活動するY．Y．C）が含まれていました。ミックスバレーが全国に着実に普及・発展していることを示す証です！

　大会１日目は午前10時から夕方まで稲永SC/ 守山SC2会場で延10時間に及ぶ予選リーグが行われ、熱戦に次ぐ熱戦の結果、昨年優勝・準優勝チームも含め予選リーグを1位・2位を勝ち取った14チームが翌日の決勝トーナメント戦に進むことになりました。決勝トーナメント戦はくじ引き抽選の結果、ミックスバレーの神様の悪戯か昨年の優勝チーム「すもう部（板橋）」と準優勝チーム「ブラピ（Blacks & Pinkeys）」が決勝前にぶつかってしまう組み合わせに！そして惜しくも3位以下となったチーム16チームは翌日の交流戦へとそれぞれ駒を進めました。

＜決勝トーナメント戦は天白SCを舞台に！　思わぬ展開に＞
　翌日は会場を天白SC舞台に午前9時半過ぎに試合開始。さすが予選を勝ち抜いてきた精鋭。1試合目からシーソーゲームが続き、フルセットにもつれ込む試合展開がどのコートでも目立ちました。男子選手が渾身の力を込めて打ち込む強烈なアタックを苦も無く受け、そして攻撃に結び付ける女子選手。女子選手も積極的に攻撃に加わりコートに炸裂するアタックを連発。ミックスバレーの面白さが際立つ試合展開ばかり。そして注目の「ＴＯＰＳＰＩＮ」と「ブラピ」の試合はフルセットの結果、2－1のスコアでブラピに軍配が上がり決勝へと勝ち上がりました。

　決勝戦は3連覇を狙う「ブラピ」と昨年大会3位となった「Black Cats」の関西対決。1セット。いきなりBlackが6点差をつける。たまらずブラピ作戦タイム。しかし、Black Catsの勢い衰えず10－3、16－8じわじわと差が広がる。2回目の作戦タイムが功を奏したかブラピが挽回（17－12）しかし、Blackがついにマッチポイント。25－22で終了。2セット。すべりだしからBlackが順調に加点（9－3）。ブラピまたも作戦タイム。ここで思わぬ展開。ブラピが逆転。その後は一進一退。しかしBlackの立て続けのサービスエースが決まりマッチポイント。25－21でついにブラピも力尽きゲームセット。

　東北から参加した2チームの内PFUはベスト８まで進みましたが今回3位となった八街排球クラブにフルセットの末敗退しました。学生らしくはつらつとしてプレーが光り、きっと次の大会ではもっと上を狙える存在となることと思います。