柏キングサンデー投打に充実V2~全国祭典ソフトボール
2010年11月20~21日、埼玉県・道満ソフトボール場、荒川総合運動公園にて「第28回全国スポーツ祭典第23回全国ソフトボール大会」が開催されました。今大会には、11都府県から16チームが参加。非常にハイレベルな戦いが繰り広げられました。
1、2回戦を勝ち上がってベスト4に残ったのは、南越スターズ(埼玉)静楽クラブ(静岡)柏キングサンデー(千葉)喜多方ソフトボールクラブ(福島)の4チーム。準決勝第1試合、強豪を破ってきた南越スターズは1回表、静楽クラブの積極的な打線に5点を奪われたのが痛手となり敗退。第2試合は、柏キングサンデーの好投手・平山選手が、粘りで勝ち上がってきた喜多方ソフトボールクラブを零封しました。
静楽クラブvs柏キングサンデーの顔合わせとなった決勝戦は、14-1で柏キングサンデーが圧勝。静楽クラブは、ケガ人などでベストメンバーで挑めず、本来の力を発揮できませんでした前回大会(2008年)でも優勝している。柏キングサンデーは連覇達成。最優秀選手賞には、エース左腕・平山遼司選手が選ばれました。
優勝した柏キングサンデーの栗田監督は「初日は打線がなかなかつながらなくて苦戦した。ピッチャーが点をとられなかったのがなにより。昨年の東日本大会では1回戦で負けたので、気合いが入っていた。また、キャプテンがチームを支えてくれたのが大きかった」と大会を振り返りました。キャプテンの大石さんは「病気で目まいをしながら、足をひっぱらないよう頑張った。チームは今年30周年を迎え、今後も続けられるようにしたい」と語りました。
▼参加チームの声
高知里見防水ソフトボールクラブ(高知)
「レベルの高い大会。意気込んできたのが、逆に空回りしてしまった。大会の雰囲気にのまれてしまったのが残念」
ダイモンズ(茨城)
「(相手が)強かった。野球経験者を集めたチームで、今年から本格的にソフトボールを始めたばかり。地元・土浦市では試合の機会が少なくて、こういう大会に出ると勉強になります」
みどり野ソフトボールクラブ(栃木)
「相手ピッチャーに力でねじふれられたという印象。ウチは『打力のチーム』と言われているのだが・・・。いい経験になった」