YKFC(神奈川)とFC.BEE(東京)が同時優勝|全国祭典サッカー2012

第29回全国スポーツ祭典サッカー大会、ならびに、第16回全国シニアサッカー大会が2012年11月17・18日に行われました。

場所は宮城県利府町の宮城スタジアムと県サッカー場。初日は少し雨が降りましたが、翌日は晴れ渡り、絶好のサッカー日よりとなりました。主催者からは東日本大震災後、またこの宮城でサッカーができる喜びを感じてほしいとお話がありました。

一般の決勝戦は「YKFC(神奈川)」と「FC.BEE(東京)」と激しい戦いを繰り広げました。前半、YKFCは細かいパスと素早いディフェンスで相手を翻弄し、ペースを握りました。8番林田がゲームを作り、18番栗田が左サイドをドリブル突破。前半を終え、2-0で「YKFC」がリードします。

しかし後半に入ると「FC.BEE」がラインを高く保ち、中盤をコンパクトに保つことに成功します。すると、21番石鍋がドリブルで切れ込み、7番稲葉がボールをキープし時間を作りました。反撃に成功した「FC.BEE」は後半に2点を獲り、結局2-2の引き分け。両チーム同時優勝となりました。

さて、シニア40の決勝戦は「FC.Freedom (東京)」と「好きやねんず大阪(大阪)」が熱い戦いを見せてくれました。まず流れをつかんだのは「FC.Freedom」。32番細渕が前線から激しくプレッシャーをかけ、ボールを奪うと自らゴール。後半にも2得点目を獲り、勝負は決まったかのように思われました。

しかし「好きやねんず大阪」は10番上村の豪快なヘディングシュートが決まり、1-2と1点差まで詰め寄ります。しかしシュートが3本もゴールポストに嫌われる不運。あれが1本入っていたら、流れは変わっていたのでは…。それだけ「好きやねんず大阪」はチャンスを作りました。試合は3-1で「FC.Freedom」の優勝となりました。

そして、シニア50の優勝はリーグ戦を制した「東京シニア50(東京)」。17番庄司がドリブルで相手選手をごぼう抜き。そこからリズムをつかみ、優勝を決めました。