NEC水口GREBESが初優勝|2005年度全国バレーボール競技大会
2005年11月19日~20日にかけて、「2005年度全国バレーボール競技大会」が大阪府立臨海スポーツセンター、大阪府立舞洲アリーナで行われました。
2005年度全国バレーボール競技大会は、男子34チーム、女子25チームで、優勝をかけ争われたました。今大会の注目は、男子はCivaula Ciubの五連覇なるか、女子の水曜排球会が昨年の仙台大会の不出場で今回も健在を示すことができるかに、興味が示されました。
一五都府県の精鋭が予選グループで他県のチームとたたかい、男子は一次リーグに25チーム、女子は18チームが勝ち上がりました。この組み合わせ抽選は、同県同士のたたかいもでてきます。
男子は、順当に強豪チームが勝ち残り、ベスト8が二日目に駒を進めました。女子は数多く入賞している五島クラブ(東京)優勝候補の水曜排球会とあたり、五島が水曜を第一セット、力で脅かしましたが、水曜のうまさに力及ばず敗れてしまいました。水曜の選手は、「ヒヤヒヤものの試合だった」と語り、相手チームを讃えました。
2日目の男子決勝トーナメントは、岡山六球会が歌舞伎(東京)、福井教員クラブに勝ち、決勝へ。もう一方は、NEC水口GREBESがCivaula Clubの夢を砕き、NUDE(千葉)も破り、決勝へ。決勝戦は、岡山六球会の検討も空しく力の差を見せつけられ、NEC水口GREBES(滋賀)が初優勝しました。大阪転勤によってCivaula ClubからNEC水口GREBESに移った選手は、「ぼくだけが五連覇です」と語っていました。
女子決勝トーナメントは、東京春夏秋冬が白金(東京)と昨年準優勝のQP(千葉)を破り、決勝へ進出。水曜排球会は危なげなくSHIP(大阪)と昨年優勝のPREMIER(東京)を破り決勝に臨みました。
東京春夏秋冬は、都大会から力をつけ、今大会中も一戦ごとに実力が上がるのが目に見えるような戦いぶりで、水曜排球会に挑戦しました。胸を借り健闘しましたが、残念ながら力の差を見せつけられました。水曜排球会は、2年ぶり9度目の優勝を遂げました。
東京春夏秋冬は、大阪の春夏秋冬から分かれた姉妹チームで、昨年結成20周年の交流試合と親睦会には100名ほどが集まり、その時に水曜排球会交流試合をしました。その時、この年齢にしてこの動きにカルチャーショックを受けたといいます。「大阪で大会が開かれるのを聞き、再び全国大会対戦することを夢見て頑張ってきたので、それが実現でき感激です。」と語っていました。試合後、両チームは仲良く一緒に写真に収まっていました。
また、今大会に初めてデサントが出店し、記念Tシャツを作り販売したところ、1時間で100枚のシャツが完売しました。