岐阜、三重から初出場 大会を盛り上げる|第26回全国スポーツ祭典6人制バレーボール大会

2006年11月18日~19日に滋賀県雨山第1・第2体育館、近江八幡市立総合公園、湖南市総合体育科にて「第26回全国スポーツ祭典6人戦バレーボール大会」が開催されました。

6人制バレーボール大会は、十六都道府県から男女六十一チームが出場し開催されました。今回は新しく、岐阜、三重両県から男子チーム、地元滋賀から女子チームが参加。高知県をはじめ数県からも初参加チームが加わるなど、少しずつではありますが、初参加組織の広がりを見せています。

一日目、男子は湖南市総合体育館など二会場で予選グループ戦と一次トーナメントが行われ、ベスト8が決定。二日目の決勝トーナメントまでに順調に勝ち進んだNUDE(千葉代表)が自分たちの持ち味を十分に発揮し、決勝戦で前年度優勝のNEC水口GREBESを破り、前年三位の雪辱を果たしました。

NUDEは、高校時代の友人で結成したチーム。「チームとしての練習は週一回しかできないが、集中して取り組んでいる」と言います。強烈なサーブとサイドからのアタックで初優勝を手にしました。

女子は、飴山体育館で七組によるグループ戦、一次トーナメントを行い、会場名の通り雨の降る肌寒い中、熱戦が繰り広げられました。一人時間差や速攻など多彩な攻撃を見せた水曜排球会の優勝は、通算一〇回目。白金(東京)との決勝戦でもうまさ、巧みさを発揮し、ストレート勝ち。参加したスポーツ祭典、全国競技大会においてすべて優勝するという快挙を成し遂げました。

一九歳から四四歳までの幅広い年齢構成を、子育てや仕事など忙しい環境の中でバレーボールを続ける水曜排球会、今祭典では、「最後まであきらめないプレーができた」と勝因を語っていました。

なお、最優秀選手は、男子が今野圭佑選手(NUDE=18)、女子は保地暁美選手(水曜排球会=22)が受賞しました。

一日目、女子の会場に応援にきていた幼児から、「私、大きくなったらバレーボールやる」と声をかけられるという、うれしい出来事もありました。(渡辺)