BREZZA・PRINCESS2年王座奪還!|第32回全国スポーツ祭典6人制男女バレーボール大会
2018年11月10日~11日に掛けて、新潟県長岡市のアオーレ長岡、長岡市市民体育館、長岡市みしま体育館の3会場にて、男子36チーム・女子18チーム、全14地域から強豪チームが集い、バレーボールの全国大会が行われました。
1日目は、1次トーナメントで男子摂津排球会(昨年優勝)が三重IGO(三重)にフルセットでジュースまで持ち込んだものの敗退し、女子健友会(昨年優勝)はWINS(大阪)にストレートで敗れるという番狂わせが起きました。
そして、2日目の決勝トーナメントに残ったのは、男子は昨年準優勝のJOY(東京)をはじめ、地元新潟の学館OB、老舗清球会(千葉)、摂津排球会を破った三重IGO、優勝候補にも挙がっているBREZZA(静岡)など、全8チームが残り、女子は王座奪還を目指すPRINCESS(愛知)、初優勝を目指すPIXIE(埼玉)、健友会(千葉)を破ったWINS(大阪)、初出場のSHELTER(東京)の顔ぶれとなりました。
男子のベスト8は、4試合中3試合が3セットまで持ち込まれるという接戦が繰り広げられ、昨年準優勝のJOY(東京)を破った学館OB(新潟)、初のベスト8に上りつめた南長野排球倶楽部をフルセットの末、辛くも勝利を勝ち取った清球会(千葉)、敗者戦から這い上がってきた兵庫教員クラブ(兵庫)をストレートで下したBREZZA(静岡)、老舗MAX(東京)をフルセットで下した三重IGOがベスト4へ残りました。
女子の準決勝の対戦は、PRINCESS(愛知)vs SHELTER(東京)と、WINS(大阪)vs PIXIE(埼玉)となりました。昨年準優勝のPRINCESSは、序盤は接戦を繰り広げていましたが、アタッカーの高さとリベロが落とさないバレーで徐々にペースを掴み、1セット目を25-22で勝ち取ると、2セット目はその勢いのまま25-17で決勝へ上りつめました。
一方の昨年3位のWINS(大阪)と一昨年3位のPIXIE(埼玉)は、ともに譲らない展開となりました。第1セットは、PIXIEが24-20まで持ち込んだものの、WINSがサーブで怒涛の追い上げを見せ、ジュースまで追い込みましたが、27-25でPIXIEがギリギリの展開をものにしました。2セット目もジュースまでもつれ込む展開でしたが、26-24でPIXIEが勝利し、初めて決勝の舞台まで上り詰めました。
男子準決勝は、BREZZA(静岡)vs 三重IGO(三重)、学館OB(新潟)vs 清球会(千葉)の決戦となり、BREZZAと学館OBは、ともに高さのある攻撃的バレーで圧倒し、決勝へと駒を進めました。
女子決勝は、予選1戦目で直接対決をしていて、勝利したPIXIEと、敗退して雪辱に燃えるPRINCESSの戦いとなりました。PIXIEの選手からは、「ここまで来たからには何とか勝ちたいが、簡単ではない。でも勝ちたい。」という話もありました。試合は、昨年準優勝のPRINCESSが高いセンターからの揺さぶりから左右に振っての攻撃で27-25とジュースの末1セット目をものにすると、2セット目はその勢いのまま試合を制し25-13とPIXIEを圧倒し、2年ぶりに王座奪還を果たしました。
また、男子はBREZZA(静岡)が地元学館OB(新潟)を高さあるレフトからの攻撃と息の合ったブロックで圧倒し、25-20、25-17のストレートで下し、今大会では1セットも落とすことなく、4年ぶりに優勝を手にしました。