平和訴え今年も走った|第40回広島・長崎反核平和マラソン

2024年8月6日から8日、40回目を迎えた広島・長崎反核平和マラソンが行われました。参加ランナーは、広島~長崎500kmをタスキをつなぎながら、「核兵器のない世界を」訴えました。熱中症対策で早朝や夕方を中心に走る区間を限定したランとなりました。

初日の6日は、原爆投下時刻8時15分にあわせて全員で黙祷。そのあと、長崎へ向けて出発しました。猛暑のなか、12名の集団で約2キロをゆっくりラン。その後は気温を注意しながらの走りとなり昼食場所までは車で移動しました。

ここから下松市職労のメンバーが待つ中継場所へ車でまた移動し、下松市役所へ到着。市長のメッセージを受け取り、次の中継場所へ。途中、毎年スイカと冷たいドリンクを提供してくる河島さんが今年も元気で出迎えてくれました。

元気をもらったランナーは防府市職労のメンバーが待つ中継所にタスキリレー。防府市役所までの7kmを、手を振りながら沿道の人達に笑顔であいさつ。市役所での歓迎式では市長メッセージの紹介と冷たい飲み物が用意されていました。

7日は早朝6時に防府市役所を出発。1時間ほど走ったあと車で宇部市役所へ。すでにスタートしていた宇部市職労のメンバーの到着を待ちました。その後、朝食休憩をとり、下関の関門人道入口へこれまた車で移動。下関市長のメッセージを受け取り、ランナーはトンネルを走り抜け九州入り。

門司区役所でも関係者の皆さんが冷たいおしぼりと飲み物を用意してくれていました。区長のメッセージを受け取り、北九州市役所本庁舎前に。この間も車で移動。北九州市職労のメンバーがここから八幡東区役所までタスキをかけて走り切りました。バス停では手を振る方、頑張って下さいと声をかけてくれる方も。この後は昼食休憩をはさんで福岡市東区役所まで車での移動。ここから福岡県庁を経由し福岡市役所まで集団で博多の街をランしてアピール。午後5時過ぎに到着。

最終日の8日、この日も午前6時に平和台陸上競技場前を出発、約2kmを集団で、その後の5kmは4名が走り、ここで全員乗車し、一路、佐賀自治労連のメンバーが待つ中継場所へ。給水は1kmごとにこまめに行いながら、武雄の中継所まで事故もなく無事走り終えます。

休憩をはさみ、間の瀬峠に。午後4時を経過しても日差しは強く、無理をしないようにと声掛けました。最後の中継場所、川平小学校跡から平和公園までは、走りながら平和アピールをする予定でしたが、途中から車に収容。平和公園入口手前で下車し、記念像前に集合して全員で黙祷したあと記念撮影し、折り鶴を献納しました。