猛暑のなか10kmを完走!|第16回にこにこペースの平和マラソン

2024年7月21日、福岡県北九州市小倉北区の勝山公園から八幡東区の桃園運動場までの約10kmで、「核兵器廃絶」や「平和」をアピールしながら走る『第16回にこにこペースの平和マラソン』が開催されました。

広島と長崎に原子爆弾が投下されて「原水爆禁止世界大会」が広島市と長崎市で開催されていますが、その世界大会に走って参加しようと、1982年から「広島・長崎反核平和マラソン」が自治体の労働組合を中心に取り組まれました。

その時に、広島と長崎を繋ぐだけでなく、北九州市内の地元で「反核平和マラソン」を開催しようと始めたのが、この平和マラソンです。誰でも参加できますよという意味を込めて「にこにこペースの平和マラソン」としました。

2009年に第1回(門司港駅~小伊藤山公園 約21km)を開催しましたが、雨天中止となりました。今回はそれから数えて16回目となりました。

第1回以降、曽根駅(小倉南区)や折尾駅(八幡西区)をスタートして小伊藤山公園ゴールや、洞海湾一周して小伊藤山公園ゴール等、市内網の目コースを探求してきましたが、最近の異常気象による猛暑対策の為、今回は1コースに集中して、距離を短くして、熱中症対策をしました。

朝8時半、6人のランナーと5人のスタッフが揃いました。勝山公園「長崎の鐘」で集合写真の後、先頭にニュースカー(アナウンサー同乗)、伴走に給水車と救護車(看護師資格者2名)の3台の車両と一緒に9時にスタートしました。

途中、給水車は2km先に行ってランナーの到着を待ってランナーに給水した後、また2km先に行ってランナーの到着を待つことを繰り返しながら進みました。給水地点でランナーに氷水を頭から掛けてやると、生き返ったような刺激を受けているようでした。

八幡駅に近い小伊藤山公園で帰るランナーもいるので、ここで参加者全員に参加証と参加賞のタオルを実行委員長から渡しました。そのあと慰霊塔をバックにして集合写真を撮り、ゴールの桃園運動場には11時、全員無事に到着しました。